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東京国際ブックフェアに行ってきた。

第14回 東京国際ブックフェア
教授が学生に行けと勧めている現場に遭遇し、
出展企業にAdobeやジャストシステムや.tooが居るのをみて
「私も行こうかなぁ」と言ったら招待券をいただいてしまった!
ので、行ってきました。
開催期間は2007年7月5日(木)-8日(日)つまり今日もやっています。
場所は東京ビッグサイト西1,2ホール。
ビッグサイト=コミケ、な人なので現場ではあれ?混んでない?とか感じたんですけど
よく考えるとあの状態は満員御礼と言うと思います。
さて私は主に「デジタルパブリッシング」のコーナーをみたんですが
そのうち私がおもしろいなと思ったところを回った順にご紹介します。

ジャストシステム:Just Right!3についてと、おまけ

日本語変換の神「Atok」を擁するジャストシステムのブース、
今回の目玉は「Just Right!3」
もうすぐ発売現在予約受付中の文章校正ソフトです。
私は、直営店Just MyShopからのおしらせメールで見て即予約してしまったんですが、
今回のver.upでは西暦・和暦の対応なんかがウリのようです。
あと、直前にくる文章によって、変換する漢字を揃える……ていう機能も目玉……
なのですが
最初のパッケージには完全には間に合わなかった……そうです。
あとから無償パッチで機能追加されると言ってました。
あと私最近Just MyShopで
発想力を鍛えるアイデアマラソンスターターキットII for airpen」(長いな……)
てのを買ったのですが これのレビューは後日書きますが
直営店で大きく宣伝してるくらいだから、てっきりジャストシステムも開発に噛んでるのかと思ったら、商品ページ中にはそうは書いてない。
その点をブースのお兄さんに訊いてみたところ、
「(アイデアマラソンの)先生にはよくご講演いただいてるので、
そのつながりでなんです(笑)」
というお答え。たしかにターゲットユーザーはかぶってるからなぁ、私とか:)

モリサワ:Vista文字セット問題がわかった

活字の老舗、超美麗フォントでおなじみのモリサワのブースでは、
『「Windows Vista」で変わる文字環境』
というお話が聞けました。
私、事の重大性をあんまり認識してなかったんですが、印刷・デザインの人にはたしかに大問題ですね。
XPで使われていたのは「JIS 90」という文字コードだったのが、Vistaでは「JIS 2000」に変わる。
それによって、一部の文字で、
  同じコードなのにXPとVistaで違う字(異体字)が表示されることがある
  VistaにあるけどXP(・Mac・etc)にない文字は表示されない(・が表示される)
などの問題が発生します。
さらにややこしいのは、Windows Updateをすべて自動でやっていると、XPのひとも意識せずにVistaと同じコードになってしまうので、Updateしていないマシンとの差がでると、そういうお話でした。
XPとVistaで変わる文字は、たとえば
亮 司馬 曹 陸
このあたりで、むしろ略字だったのが正しい漢字で表示されるようになるので三國志ファンには嬉しい(←もちろんここは私の意見)とかそういう話だと思うんですが、どうでしょう。
モリサワのひとは、
Vista以降の流れとしては、伝統的な文字への回帰ということになると思う。
と、言っていました。
もちろん、今あるフォントとの整合性の問題が発生するので、
フォントの入れ替えの需要が発生してモリサワうはうは?なのかなぁという気も、ちょっと、します。:)
そしてMORISAWA PASSPORT使ってね。という宣伝で〆。
MORISAWA PASSPORTは1年コンピュータ1台につき、52,500円ですべてのモリサワフォントが使えるライセンス。趣味でやってる個人には無理ぽですが、ちょっといいなあと、思った。

Google:ブック検索は「オンライン立ち読みシステム」かなと思った

さて今回最大の目玉はコレ。ネット検索の神、Google様はブックフェアにあわせてブック検索日本語版を公開しました。当然その話です。
「Googleという企業はひとつの目標のもとに活動しています。それは世界中の情報を体系化し、アクセス可能で有益なものとすることです」
「情報には2種類あります。オンラインコンテンツと、オフラインコンテンツです」
「オフラインコンテンツの代表的なものが、本です」
というわけで本の情報を検索できるようにしましたと、続くわけです。
これでこそGoogle、さすがです。
ブック検索のデータは「パートナープログラム」「ライブラリプロジェクト」で提供され、今後拡張されていく、ということです。
パートナープログラムというのが出版社との連携です。ライブラリプロジェクトは図書館。
もちろんすべての内容を立ち読みされてしまっては本の売れ行きが落ちますから、
出版社には大打撃です。それをどうカバーしているのか?というのは当然の疑問、
Google様の回答はこうでした。
 1)hitした単語の前後数ページ以内の内容を表示する
 2)1ヶ月に全体の20%しか表示できない
 という制限がかけてある
   (全体の20%というのが、
    誰の、またはどのデータの、という詳しい解説はありませんでした。)
さらに、
「およそ3人に2人の人が、商品購入前にインターネットで下調べをしている。
 その商品の中には本も含まれる」
「検索結果の右カラムに、オンライン書店・出版社へのリンク、および「地域の書店を探す」(Googleマップで書店の位置を表示する)機能を配置している」
ので、Googleブック検索に登録することで本の売り上げは落ちるどころかむしろupしますよ……という趣旨の説明がありました。
よのなかには個人出版社てのがありますが、これからはそれもアリかもという気分になりました。Googleブック検索を使うユーザー数の増えかた次第では、流通通さなくてもAmazon登録とGoogle対策だけでそこそこ本が売れる、なんて時代も来そうな気がします。
なおGoogleブック検索への登録は、出版社登録のあと、書籍情報を添えて書籍を送るだけでよくて、出版社のかかる費用はそのときの通信費用だけ、あとはGoogle側が全ページスキャンしてデジタル化してくれるそうです。
夢のあるお話でした。

電子ブックとコミックのデジタル化と携帯対応

多かったのはこのへんのキーワード。
セルシスはデジタルコミック作成の「ComicStudio3.0」のデモがメインでした。私は今のところ白黒絵をほとんど描いていないので今回は買いませんでしたが、買うとしたら最上位の「EX」を買わなければ意味がない、ということがよくわかりました。
入門版の「DEBUT」と「PRO」の主な違いはベジェ化機能があるかどうか。「EX」には写真や3Dデータからの白黒絵へのレンダリング機能がついててこれがむちゃくちゃ高機能です。他の機能は私の持ってる他のソフトでもなんとかなりそうなんですが、こればかりは欲しい。
携帯向けコンテンツはどこもかしこもで違いがよくわかりませんでした。jpgで絵だけ配信している場合と、flashで動きをつけたり吹き出しを工夫したりしてる場合がありましたが、やっぱ紙のマンガはなくならないだろうなあと思いました。内容重要なんであって、処理に関しては各会社別のクオリティの差はわからんです。
シャープと角川のブースに、Panasonic製の読書端末「ワーズギア」デモ機がおいてありました。小説、マンガのほか動画も見られるようですが、いまいち食指をそそられず。
ふつう本があったら本を読むと思うんですよねぇ。入手困難だったり絶版の本だったら電子本がいいでしょうが、そういう本の存在を思い出してもらって、どうしても読ませたいと思わせるには、まさにGoogleブック検索みたいな立ち読みシステムが不可欠。
  ・絶版本をどうしても読みたいという欲求が生まれるよう仕向け、
  ・その絶版本のデータを容易に購入でき、
  ・通勤通学等、パソコンの前以外で本を読む時間のある人物がターゲット
と、条件が揃わないといけないので、Googleブック検索との連携がすすまないとこの手の端末も売れないんじゃないかと思うんですが、どうでしょう、今何台くらい売れてるのか気になりますね。

CertiAD:RGBを美しいCMYKに

なんか担当のおねえさんに熱く語られてしまって、すごいなあと思ったのはコレ。
CertiAD
現在ベータテスト中につき無料で試せます。RGB画像を美しくCMYK化してくれるオンラインサービス。pdf化してupすると自動的に処理が行われ、数分後に美しくなってDLできると。RGBをCMYKに変換するときにはどうしても色の歪みが生じますが、それがないんですよぉぉぉとデモ見せていただきました。できたのをそのまま印刷会社にもってけばいいんですよ!とも言ってました。たしかに凄そうなのであとで試してみようと思います。メモ。
他には著作権についての啓蒙パンフを一式もらってきたり、なぜか音響ものが売ってたりと楽しいイベントでした。
……あ、Adobe社。AdobeはInDesignとIllustratorのデモやってました。アンケート答えたらカラーペンセットをくれました。
.Tooは私は画材屋ていう認識だったんで、何やってるんだろと思ってブースを見にいったら、自社製品はなくてモニタとか画像のやりとりのシステムとかAdobe製品の宣伝とかいろいろやってました。ようするにデザイナーの為の環境構築サービスみたいなことやってるみたいです。あそこはオンラインショップも持ってますしね。三菱のモニタのパンフなどもらってきました。
充実したイベントでした。ついでに怪しいパワーストーンの本を買ってきたので、来年以降制作するはずのゲームに生かそうと思います。

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