脚本から、修正部分をなおして、つくってみました。
これと映像が有ればアフレコできるかしらん。
映像はfixしたんで、第1話に関してはこれ以上のセリフ変更はありません。
登場する人物のところは、声が必要なキャラのみ記しました。
各登場人物については、ここを参照。
霊珠第1話・本編映像を見る(28.6M) 初回版、縮小 120*80
▼Aパート1(シーン03,04)
▼Aパート2(シーン06改)
▼Aパート3(シーン07)
▼Aパート4(シーン08改22,08改c1,08改c2,08改d)
▼Aパート5(シーン09)
▼Bパート1(シーン14,15)
▼Bパート2(シーン17,18a)
▼Bパート3(シーン18b-d)
▼Bパート4(シーン19)
▼Bパート5(シーン20)
▼Bパート6(シーン26)
▼Bパート7(シーン27)
▼Bパート8(シーン28)
▼アバンタイトル(シーン01,02) ▽次のシーンへ △ ↑もくじへ
シーン01
星々の世界から、人界へ、そしてロゴ出現。イメージ映像。セリフはなし。
シーン02 (00:43)
卒業式。アフネリア軍学校の講堂。昼。
司会:「卒業生首席、ガル=イリル」W02-003
ガル:「はいっ」W02-004
立ち上がるガル。礼をする。となりで見上げるブロス。
壇に歩み寄るガルを見ながら、封務卿(ふうむきょう)呟く。
封務卿:「彼があの、天務(てんむ=天務卿)の息子ね。あんなことがあったのに、立派にお育ちになったこと……」W02-007
隣席の炎務卿(えんむきょう)、封務卿を見やって苦々しげに唸る。
炎務卿:「ううううむ……」W02-008
壇上に上がるガル。軍学校校長である仁務卿(じんむきょう)と向き合う。仁務卿、事務的に。
仁務卿:「これより卒業章を授与する」W02-013
仁務卿、ガルに卒業章の入った箱を手渡す。封務卿、聞こえよがしに呟く。
封務卿:「でも、天務も幸運だったかも知れないわね。あの事件のおかげで、法案も可決。寐床(ペーレ)の数も、無事確保できたのだしねぇ……」W02-029
炎務卿耐えきれず、
炎務卿:「いい加減にしないかっ」W02-017
封務卿に叫ぶ。同席の治務卿(ちむきょう)、苦々しげに。
治務卿:「壇上ですぞ。七家議(ななかぎ)ともあろう方々が、みっともない」W02-020-1
炎務卿気づき、
炎務卿:「はっ」W02-020-2
息をのみ拳をひく。封務卿ほくそえむ。
封務卿:「むふ」W02-020-3
ガル、壇を降りる前に七家議の席を振り向く。
ガル:「父上……」W02-023
本来天務卿のいるべき空席に向かって呟き、溜息をつく。
席に戻るガルを映しつつ、ナレーション。
ナレーション:「帝国暦296年、ガル=イリル、アフネリア軍学校を卒業。並びなき帝国に迫る滅びの運命を、彼はまだ、知らずにいた。」W02-025
ガル:「ふう……」(椅子にすわりながら、溜息)W02-026
▼Aパート1(シーン03,04) ▽次のシーンへ △前のシーンへ ↑もくじへ
シーン03 (02:30)
アフネリア軍学校の教室。
ガルの同級生たち:「がやがやがや」S03-002
卒業式後、ガルの同級生たちは別れを惜しんでいる。一人の同級生がガルに向かって形式的に一礼。
ガル:「はっ」W03-003
去り際に気づいたガル、声をかけるタイミングを失って、溜息をつく。
ガル:「ふう……」W03-004
廊下から走り込むブロス。ガルの前に立ち、軍章(六角形の徽章)をはじき、掌で受け止める。ガルのぞき込み、
ガル:「んー、……表」W03-010
ブロス:「残念、裏だな」W03-012
ブロスもう一度軍章をはじき、受け止め、
ブロス:「俺の135勝、30敗!」W03-013
ガル:「ええっ?31敗のはずだぞ!」W03-014-1
ブロス:「ん?そうだっけ?」W03-014-2
空とぼけるブロス。顔を見合わせ、笑い合う。
ガル&ブロス:「はははははは……」W03-015
シーン04 (03:30)
アフネリア軍学校内、フルコールの塔。夕焼け空。
ブロス:「この空も、今日で見納めかぁ……」W04-004
呟くブロス。ガル笑い、
ガル:「大袈裟だなぁ、ブロスは」W04-005
ふりかえるが、ブロスは真顔。ガル怪訝な顔をして、
ガル:「ん……?」W04-006-2
ブロス:「出撃先が決まった。明日、マクエークに発つ」W04-007
ガル:「明日?…随分急だな」W04-009
ブロス:「うん……」W04-010
視線を街に落とすブロス。
街の平和な風景のイメージ2カット。
街の人々:「うふふふ……」「あははははは……」W04-011
ブロス:「君は、どうなんだ。スイモミスクから出ないのか?」W04-015
ガル:「わからない」W04-016-2
ブロス:「なんだって!?君は、次の天務だろ?」W04-016-3
ガル:「うん……結局、何も……」W04-017
ポーン、と呼び出し音。
ブロス:「あ」W04-018
ブロスとガル、天井のモニタを見上げる。
アナウンス:「指令番号311、ガル=イリル様に呼び出しです。指令番号311、ガル=イリル様に呼び出しです」W04-020
ブロス:「ガル。……健闘を祈る」W04-023
ガル:「ありがとう。…武運を祈る」W04-024
見合って軍式の礼をし、きびすを返す二人。別々の方向に歩き出す。
▼Aパート2(シーン06改) ▽次のシーンへ △前のシーンへ ↑もくじへ
シーン06改 (05:00)
マクエーク司令室。夕方。
家族写真を眺めている天務卿。扉の開く音に気づき表情を硬くする。
天務卿:「ん……」W06-002-3
入ってきたのはマクエーク都護の少年、ヴィン=ヴィラン。
ヴィン:「おくつろぎのところ、申し訳ありません。悪い知らせです」W06-003
天務卿:「……敵襲か」W06-004-2
ヴィン:「んん」W06-005
ヴィン大きく頷く。
ヴィン:「こちらを、ごらんください」W06-006-2
ヴィンの力でモニタ起動。モニタに表示した情報をヴィンが解説する。
ヴィン:「蛮族の数は約5千。ワグモ山道から進軍中。到達は2日後と予測されます。敵の将は……」W06-007-1
二人の脳裏に浮かぶのは敵の将の姿。
天務卿:「竜の戦士か」W06-007-4
ヴィン:「おそらくは……」W06-007-5
天務卿:「私や君の力でも、防げないな……」W06-008
自軍の無惨な様子を思い浮かべ絶望に浸る二人。
ヴィン:「天務卿。百の兵の撤退には、門の整備が不可欠です。邦都に、お戻りいただきたく」W06-010
拠点を捨てることを提案するヴィン。
天務卿:「うむむ……」W06-012
天務卿は苦悩するが、
天務卿:「わかった」W06-013-1
自軍の状況から考え決断を下す。
ヴィン:「ふ」W06-013-2
ヴィン、謎の笑みを浮かべる。
▼Aパート3(シーン07) ▽次のシーンへ △前のシーンへ ↑もくじへ
シーン07 (06:08)
アフネリア軍学校校長室(仁務卿の執務室)。
仁務卿、炎務卿に呼び出されたガルの三人で会議中。
机状のモニタに、アフネリアの地図が映し出される。
ガル:「これは、何ですか?」W07-003
ガルの問いに、仁務卿は何をあたりまえのことを聞くのかと小馬鹿にしたような、つっけんどんな返事。
仁務卿:「アフネリアの地図だ」W07-004
炎務卿はガルの意を察し、かつ、仁務に対する怒りと、地図の意味するところへの憤りを抑えつつ返答。
炎務卿:「青はいまのところ安全な圏……黄色は交戦中。赤は既に蛮族の手に落ちた」W07-006-1
ガル:「ええっ?」W07-006-2
邦都でのほほんと平和に暮らしていたガルには思いもよらない戦況。愕然とする。
都市の滅びのイメージ(ガル脳内)2カット。
ガル:「ああっ……」(息をのむ)W07-006-3
炎務卿:「お父上が来られなかった訳も、わかってもらえたかね?これが、我々の帝国の、現状だ」W07-008
ガル「うん」W07-001
かみしめるように説く炎務に、ガルは頷くが。
ガル「はっ……マクエークは?」W07-022
友人の派遣先のことが気になり、地図上を探す。
マクエークはまさに侵攻を受けていることを示す、黄色の点の明滅。
ガル「ブロス……!」W07-024
▼Aパート4(シーン08改22,08改c1,08改c2,08改d) ▽次のシーンへ △前のシーンへ ↑もくじへ
シーン08改22 (07:16)
マクエーク城外。夜。
マクエークに夜襲をかける蛮族(独立軍)。城に張られた結界は最初矢の雨をはねかえすが、太い特別製の矢が結界構築の碑に突き立ち、結界が解ける。
竜の戦士の合図で一斉に城壁にとりつき、城内へ侵攻する。
蛮族vs帝国兵の戦い。
帝国軍の兵&独立軍の戦士たち「わーわー」「うおおおおお!」「防げ!」「止めろ」etc.大混乱W0822-010
そんな中、帝国兵を数人ずつまとめて葬る竜の戦士。
シーン08改c1 (08:02)
マクエークの転送室。
天務卿、ヴィンの操作で邦都への転送中。外の戦いの喧噪が聞こえてくる。
天務卿「ヴィン君。何か、聞こえなかったか?……ヴィン君?」W08-001-2
無視して操作を続けるヴィン。操作を完了したとたん、端末を爆破する。
天務卿「何をする!……まさか、敵襲が2日後というのは嘘か!」W08-003-1
ヴィン微笑むだけで、答えない。天務卿手を伸ばし、叫ぶ。
天務卿「ヴィン君、転送を止めてくれ!私は……私は!!」W08-005
ヴィン:「あなたは民の父だ。死んではなりません」W08c1-005
天務はすでに異空間に居るので、姿は見え声は聞こえるが、手は届かない。
ヴィン:「天務卿……ご武運を」W08c1-005
天務卿の消えた転送門の残光に向かって呟くヴィンに、部下が歩み寄る。
軍人A「ヴィラン節下(せっか=都護への敬称)!なぜ、残られたのです。あなたこそ、逃げるべきであったのに」W08c1-009
ヴィン、微笑んで首を横に振り。
ヴィン:「ううん。私は、マクエークの都護だよ……」W08c1-005
シーン08改c2 (09:02)
マクエーク司令室。
部屋に入り、まっすぐ窓に歩み寄るヴィン。炎に包まれた街を見下ろし、
ヴィン:「ふう」W08c2-002
深い溜息をつく。様子を眺めていて、敵将の姿を見つける。
ヴィン:「竜の戦士……やはりそうか」W08c2-005
顔を起こし、決然と呟く。
ヴィン:「この街を、蛮族には渡さない」W08c2-006
窓際から部屋の中へ、歩もうとして、先に天務卿が見ていた写真に気づく。
ヴィン:「ん?……ふふ」W08c2-008
天務卿に思いを馳せ表情を崩し、写真を転送する。
部屋の中央、アフネリア邦国の紋の上に立ち、力を解放するヴィン。髪が解け紫の光が広がり、マクエークの街を包む。
竜の戦士も含め、蛮族はすべて、光と共に消える。
シーン08改d (10:14)
邦都スイモミスクの、マクエーク方面の転送室。
無事邦都に転送された天務卿と、マクエークに行くはずだったブロス。
天務卿、必死にマクエークとの回線をつなごうとするが、
天務卿:「くっ…!通じん…!」W08d-111
手をつきうなだれたとき、ポーン、と着信音。天務卿顔を上げ、モニタに映ったメッセージを読み上げる。
天務卿:「はっ……ヴィン…ヴィラン 我帝国の砦なり」W08d-004
天務卿が光のボタンを押すと、光は2枚の写真に。
天務卿の家族の写真と、ガルの写真。
ヴィン:「天務卿、あなたは民の父だ。だから……」W08d-999
たまらずモニタを叩き割る天務卿。滂沱の涙と共に、呟く。
天務卿:「はうああ……くっ……ううっ……、なぜ、私はまた……!!ヴィン君……!」W08d-888
▼Aパート5(シーン09) ▽次のシーンへ △前のシーンへ ↑もくじへ
シーン09 (11:00)
軍学校廊下~邦都スイモミスクの、ティイセニラ方面の転送室の入り口。日没直前。
ゼダとガル、歩いて移動中。ガル、歩きながら炎務卿に言われたことを思い出す。
炎務卿:「我々は、追いつめられているのだよ、ガル君」W09-011
と言っている炎務の言葉にうなだれたのは、ガルを今先導している男、ゼダ。
ガルのことなど意に介している様子のないゼダを横目で見つつ、さらに回想。
炎務卿:「君に与える任務、それは、霊珠(れいじゅ)の開発だ」W09-012
ガル:「霊珠の、開発……」W09-014
▼Bパート1(シーン14,15) ▽次のシーンへ △前のシーンへ ↑もくじへ
シーン14 (11:45)
ティイセニラの研究室。
部屋を見回し、水槽に気づくガル。
ガル:「ん?……はっ」W14-002
歩み寄り、
ガル:「これが、霊珠?」W14-005
ゼダに訊ねるが、ゼダは顔をそむける。怪訝そうな顔をしつつ、水槽を拭うガル。美しい二つの珠をみて、
ガル:「はっ」W14-006
喜びの息をつく。ゼダ、つとめて無表情に、霊珠について解説する。
ゼダ:「霊珠は情報端末、完全なる人工知性体。しかし、どれほど手を尽くしても、人の姿をとることが……できない」W14-007-2
できない、のあたりでは抑えきれぬ怒りがにじみ出る。
ガルにはゼダの考えてることはわからないので、とりあえず無視して、単純な疑問をぶつける。
ガル:「人の姿をとる?この珠が?」W14-015-2
ガル少し考えるが、
ガル:「情報端末なら…『潜る』ことができるはずだな?」W14-016
と言うと、ゼダ頷く。
シーン15 (13:13)
ティイセニラの研究室。水槽に繋がれた端末室の中。
ガル、ボタンを操作して潜航準備。俯くゼダ、意味ありげに挿入される水晶の少女のカット。
ガル:「潜航準備完了。対象論理系の名前は──ハーリーティ・ミム」W15-004
ガルが潜航ボタンをぽちっと押す。
と同時に、ゼダが強制潜航ボタンを押す。鳴り響くアラーム音。
ガル:「ゼダ?……うわっ」W15-0121-2
ガル、ゼダの方を振り向くが、同時に衝撃、精神体を強制的に抜き取られる。
ガル、苦痛に叫ぶ。
ガル:「ああああああっ!」W15-012
ガルの叫びを聞きながら、ゼダ、呟く。
ゼダ:「彼女を取り戻せるのは、あなたしかいない。だから──霊珠を宜しく頼みますよ…」W15-013
ゼダ立ち去る。ガルの精神体完全に抜かれ、崩れ落ちる。
▼Bパート2(シーン17,18a) ▽次のシーンへ △前のシーンへ ↑もくじへ
シーン17 (14:14)
ハーリーティ・ミムの中に転送。ガルの精神体、「あの事件」にまつわる記憶。
ガル(現在の精神体):「はっ……ここは、霊珠の情報か?」W17-002
かぶるように、9年前の記憶の映像。
ガル(9年前):「父上、父上、父上ーー」W17-003-1
とてとてと、天務卿を追いかけて走る幼いガル。その後をついて走る、もう一人。
天務卿(9年前):「ああ……」W17-004
溜息をついて振り返る天務卿。それなりに幸せそう。
ガル(9年前):「父上」W17-005
追いついて笑う幼いガル。そこで映像静止し。
ガル(現在の精神体):「父上と、俺と……あれは、誰だ?」W17-005-2
呆然と、呟く。
シーン18a (14:45)
「あの事件」の記憶。とある言霊人の街で。
街の人たちの悲鳴:「どよどよ」「きゃー」「わーわー」W18-002
若い兵士が天務卿を見つけ歩み寄る。
軍人B(街の守備兵):「天務卿!お早くお逃げ下さいっ」W18-005
しかし残って戦う気満々の天務卿、
天務卿(9年前):「そういうわけにはいかない。司令部は塔の中か」W18-006
天務卿(9年前):「子供たちは頼んだぞ」W18-009-1
見送りながら、幼いガル呟く。
ガル(9年前):「父上……」W18-009-3
軍人Bあっというまに倒され、
独立軍兵士たち(3人分):「ひっひっひ」「ひゃひゃひゃ」「けけけけけ」W18-015
邪悪そうな笑い声とともに、ガル(とジル)に襲いかかる兵士達。
幼いガル、叫ぶ。
ガル(9年前):「はっ……うわああああああああ……!」W18-014
▼Bパート3(シーン18b-d) ▽次のシーンへ △前のシーンへ ↑もくじへ
シーン18b-d (15:27)
ハーリーティ・ミム中の、シーリィの区画。
シーリィ:「いけない」W18-016-1
映像途切れ、シーリィの声が反響。
ガル=イリル:「はっ」W18-016-2
ガル、目をみひらく。闇の中に白のシーリィ現れる。
ガル=イリル:「君は……?」W18-018
シーリィ:「あなたは、誰」W18-017B
シーリィ:「おしえて。あなたの、なまえ─」W18-019
シーリィは名前と気紋の入力を求めるが、
ガル=イリル:「俺の名前?俺を知らない端末が、このアフネリアにあるなんて」W18-020
ガルはいまいち端末への対応がわかっていないので、ボケたことを呟く。シーリィ繰り返す。
シーリィ:「おしえて。あなたの、なまえ─」W18-019
ガル=イリル:「俺の名前は……ガル=イリル」W18-021
シーリィ:「あなたの名前は、ガル=イリル。認証しました」W18-022-1
認証がなされ、シーリィと対話ができるようになる。
シーリィ:「私はシーリィ。ハーリーティ・ミムの端末です」W18-023
ガル=イリル:「シーリィ…霊珠ではないのか」W18-024
ガルやや落胆するが、気を取り直し、
ガル=イリル:「シーリィ、霊珠についての情報はないか」W18-025
シーリィから情報を得ようとする。
シーリィ:「霊珠…は、いない」W18-026
ガル=イリル:「いない?」W18-027
シーリィ:「わたししか、いない」W18-028
シーリィ、ガルの精神体をサーチし、
シーリィ:「システムは存在します。化身の鍵は存在しません」W18-029-2
ガル=イリル:「いないが、存在する?…」W18-030
ガルはさっぱりわかっていないものの、
ガル=イリル:「霊珠の位標への移動は可能か?」W18-032
と訊ねる。シーリィ頷く。
シーリィ:「あなたでないあなた、それが、こたえ。みつけだして」W18-033
シーリィ:「転送対象、ガル・ミム。転送先、霊珠個人情報区画。転送、開始します」W18-035
シーリィ、力を発動、ガルの視界から消える。
▼Bパート4(シーン19) ▽次のシーンへ △前のシーンへ ↑もくじへ
シーン19 (17:17)
ハーリーティ・ミム中の、霊珠個人情報区画。
砂漠の中の岩の城のようなイメージ。
ガル=イリル:「……霊珠?」W19-001
ハーリーティ・ミムの構築したイメージなので、歩くと変な音がする。幼児のすすりなく声。
融合霊珠:「しくしくしくしく」W19-002-2
壁に向かってガルが力を使うと、壁は溶けて消える。現れるひとりの子供(融合霊珠)。
融合霊珠:「しくしくしくしく」W19-022
ガル=イリル:「お前は…霊珠か?」W19-023
ガルが声をかけると子供なきやみ、怯えたようにあとじさる。
ガル=イリル:「だが、霊珠は2体居るはずだ」W19-026
首を横にふる子供。
ガル=イリル:「居ない?そんなはずはない」W19-028-1
検索システムを呼び出しサーチをかけるが、それらしきデータは他にない。
ガル=イリル:「うううむ……」W19-030
考え込むガル。脳裏に浮かぶのは二つの珠の映像と、目の前の子供の瞳の色。
ガル=イリル:「同一化……?そういうことか!」W19-034-2
かがみこみ、子供の肩に手をおき語りかけるガル。
ガル=イリル:「ひとりぼっちで、寂しかったんだな?」W19-041
まばたきする子供。
ガル=イリル:「…名前が必要だな」W19-042
両手を伸ばし、言霊で定義付け。
ガル=イリル:「こっちが、ルア。こっちが、トゥアだ。……どうだ?」W19-043-1
融合霊珠:「ルア……トゥア?」W19-045
不思議そうに言う子供。
ガル=イリル:「うむ」W19-046
頷くガル。立ち上がり、両手を広げ、力を発動。
ガル=イリル:「おいで」W19-049-2
理屈はよく分からないがとにかくすごい(ry
で、赤の霊珠と青の霊珠を分離。
ガル=イリル:「ん……えへ」W19-058
目を開けると右手と左手にそれぞれ光る珠。ガルの手を離れて上っていく。
▼Bパート5(シーン20) ▽次のシーンへ △前のシーンへ ↑もくじへ
シーン20 (19:25)
ティイセニラの研究室。
倒れているガル。穏やかに光を放つ霊珠。
ガル=イリル:「はっ」W20-001
ガル、目を覚まし起きあがり、呆然と呟く。
ガル=イリル:「……まさか、夢だったのか?……はっ」W20-004-2
宙に舞い上がるふたつの霊珠。赤と青の光を放ちながら少年の姿に化身。ガル、感動して。
ガル=イリル:「これが……霊珠!」W20-018
▼Bパート6(シーン26) ▽次のシーンへ △前のシーンへ ↑もくじへ
シーン26 (20:42)
仁務卿邸の一室。重苦しい雰囲気。
ヴィンの葬儀が行われている。
葬儀の参列者:「ひそひそひそ」W26-001-1
仁務卿夫人、ヴィンの亡骸を見て泣きわめく。
仁務卿夫人:「ヴィン!私のかわいヴィン!」W26-001-3
かとおもうとばっと顔をあげ、仁務卿にくってかかる。
仁務卿夫人:「あなたのせいよ!わかっていて、あの子を送りこんだのでしょう!この、冷血漢!よよよよ」W26-002-2
仁務卿は私に言われても困るといいたげな表情で目をそらす。
あさってな表情を向いている封務、仁務夫妻と封務の様子に唸る炎務卿、
炎務卿:「うううむ……」W26-003B
下を向き唇を噛む天務卿に、炎務卿は耳打ちする。
炎務卿:「天務卿。霊珠が、目覚めた」W26-004-1
そのことばが意味するところを察し、天務は雷に打たれたように目をひらく。
天務卿:「はっ……霊珠が?」W26-005-1
炎務卿:「うむ」W26-005-2
厳しい表情で仁務卿を見、決断を促す天務卿と炎務卿。仁務卿珍しく驚きの表情をうかべ立ちつくす。二人のいわんとするところを悟り、
仁務卿:「ううむ……」W26-007-2
深くうなだれる。
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シーン27 (21:31)
ハーリーティ・ミムの中。セリフはなし。
重水に浸かる人影。紫のシーリィ。人影はデータを採取され、溶けて沈む。
紫のシーリィは光の珠を抱え、声もなく呟く。「おしえて、あなたの──」
シーン28 (22:18)
邦都スイモミスクの墓地。
葬儀の参列者:「ひそひそひそ」W28-002-1
仁務一族の墓で葬儀が終わり、参列者が列をなして言霊を捧げているのを見ながら、ミィン登場。
ミィン:「どなたが、亡くなられたのかしら……」W28-002-3
なんとなしに眺めていて、参列者の中に天務卿発見。ミィン驚く。
ミィン:「おじさま……!?」W28-004
天務卿もミィンに気づく。
天務卿:「……は!!」(声にならない強い驚き)W28-006-1
が、
天務卿:「……んん……」(声にならない強い悲しみ)W28-006-2
目をそむけ、立ち去ってしまう。ミィン呟く。
ミィン:「ジルには、会っていかれないのね……」W28-007
ミィンが来たのは天務一族の墓。膝をつき、言霊を捧げながら。
ミィン:「ねえ、ジル、私たち、いつまで、忘れられたままなのかしらね……」W28-011-5
捧げられた言霊(術)は花火のように打ち上がって光を放つ。その光を見上げ、ミィンはさらに呟く。
ミィン:「天務のおじさまは、まさか、このまま……」W28-015
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