会誌-「サークル水月会誌 第8回」

■ §1.10  パーンドゥ神王特集

■ §1.10.1  データ

名前:パーンドゥ
種族:神王
称:遁走神
号:風部七神
居:異界・流求艦
紋:  紋(募集中)
年:24歳(外見)
貌:男、半人半馬(ケンタウロス)形。
装:(募集中)
司:遁走、自由、逃亡、妥協、回避、避難、放浪、馬、旅、48日
将:神驥サンディーン
  勇駒スウォントン
  麗駕アーキュル
  馳御テーダリス


■ §1.10.2  教義

アシュラ:一言で言えば、「逃げるが勝ち」。
ナッシュ:「命あっての物種」。
アシュラ:そういうことだな。だいたい「遁走神」なんていう称を公言しているところが開き直っているというか、潔いというか。逃げを恥とせず、自分の判断を信じ、危険なもの、敵わぬものからはさっさと逃げてしまえ。結局勝者とは生き残った者のことなのだ、と。そういうことだな。
ナッシュ:馬の神でもありますよね。
アシュラ:基本的にはな。馬車と、それに船の神でもある。
パーンドゥの居城は、「流求艦」という名前からもわかるように異界を彷徨う、いわば移動要塞だ。流れ、求める──何をかって? もちろん安楽の地だ。桃源郷だ。楽園だ。理想郷だ。約束の地だ。アルカディアだ。レジェンドラだ。
ナッシュ:そこまで強調しなくとも。
アシュラ:とにかく、彼の教義では、逃げるということは求めるということなのだ。ただ逃げるのは臆病者のすることだが、求めて逃げるのであればそれは決して恥ずべき事ではない。とまあ、そういうことだ。
ナッシュ:しかし、馬は動物ですよね。動物がなぜ、風の分類になるのでしょう。
アシュラ:馬は特別だ。馬、それに麒麟は風にまじって疾走する。だから属性的にも風が強くなっている。ザラスでは馬は風の生き物だと、これは理屈がどうこうということではなくてそこにある事実なのだ。納得してくれ。
ナッシュ:しました。
アシュラ:よろしい。では、神将の項へ移るぞ。


■ §1.10.3  神将

†神驥サンディーン 種:創造
 半人半馬の男性、またはあお馬の姿をとる。
 副官。パーンドゥ神将の長。パーンドゥの力を最も純粋に受けてつくられた存在。
 ゆえに最も俊足。
 城守および渉外・人界担当でもある。
 レマリス西大陸カラヴィン平原に半人半馬の神人・  族(募集中)を創造している。

†勇駒スウォントン 種:分与(シャリヤーティ)
 人形の男、あるいは白い牡馬の姿をとる。
 戦担当、といってもパーンドゥは戦嫌いの神の筆頭であるからもっぱら防衛戦か
 撤退戦の指揮をする。決してそれが臆病を意味するものではないという証明
 にもなるのがこの神の存在だ。勝つための戦はもともとしないが、絶対に引き分け
 あるいは無傷で撤退へと導く。
 軍馬の神でもあり、戦士を主とし戦陣においても怖じ気づかない馬は、この神の
 加護を受けているとされる。

†麗駕アーキュル 種:再生
 栗毛の若い牝馬、あるいは擬人化した姿(若い娘)でとらえられる。
 美しい馬の神。パーンドゥが初めて人界に創造した生命体、それが彼女である。
 馬の姿に高度な知性をそなえた知的生命体であったが、パーンドゥはその美しさに
 惚れてしまい、死後再生し神将とした。
 パーンドゥの愛馬。(乗るときは神王は人形に化身するようだ)

†馳御テーダリス 種:その他(複数神で創造し、個にして一なる複製体が存在する
        :ユガ、アンシュマット、イシャーナ、ハヌマット、パーンドゥ)
 両性具有体で、翼と角を持つ。年齢不詳。
 力の詳細はユガ配下の項を参照。


■ §1.10.4  友神・敵神

アシュラ:大戦時、光と闇の陣営のどちらにも与さないことをイシャーナとハヌマットがこそこそと相談していたのに対し、パーンドゥはさっさと行動に移した。第3の中立神だ。イシャーナ、ハヌマットとはつるんでいるが、内心彼らのことを歯がゆく思っているようだな。
ナッシュ:仲はいいんですけどね。もっとしゃっきりしろ、と口に出しているのも聞きましたよ。きっぱりさっぱりが好きなようですね。
アシュラ:戦は嫌いだが冒険は好きらしい。面倒なことはさっさと折り合いをつけて、新しい道を捜そう、というのが彼の考え方だからな。だからこそこそ話し合い裏で手を回している類の奴等は嫌っている。ついでに戦を起こしたがる我々戦神も嫌われているようだな。光と闇の中枢、戦神、魔騎将、ついでに努力がすべてのパールヴァティ、こつこつすすめるヴィシュヴァカルマン……
ナッシュ:……友神は?
アシュラ:あまりいないという結論になるな。

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