| アシュラ: | ブラフマーは世界樹を擬神化したもので、われわれすべての創造主だ。五六神王中で唯一人格神ではない。 |
| ナッシュ: | 神王、妖人、またそれ以外のザラスの森羅万象を生み出した源です。実体として残っているのは人界の核部分だけなのですが、ザラスのすべてはブラフマーから生まれたものです。 |
| アシュラ: | 星界の妖人たちは原則的にブラフマーを信仰し、世界樹を食い物にした我々神王のやり方に反意をもっているな。しかし我々にも、ブラフマーは神聖にして侵すべからざる存在だ。よって教義などというものはない。 |
| ナッシュ: | 本当に純粋に存在信仰ですね。伏し拝むしかないです。 |
| アシュラ: | 自分の存在の根源であるわけだからな。傲岸不遜を売りにしている私も、さすがに真の名はめったに口にしない。 |
| ナッシュ: | 神王としての仮の名はブラフマー、妖人たちの呼び名では世界樹、となっていますが、真の名は…… |
| アシュラ: | ローカ・パドマ、だ。畏れおおいのでみだりに口に出さぬようにな。 |
| ナッシュ: | 教義はありませんが、伝説は多くありますね。 |
| アシュラ: | 星界に妖人が枝を差し木して、今でも守っているとか。人界のどこかに芽吹いていて、その実を食べると現世の苦悩を忘れるとか。 |
| ナッシュ: | 一番多いのは、アムリタに関する伝説ですね。甘露ともいいますが。これは人界が創造される前、神王と妖人がエネルギー源としていた世界樹の樹液なのですが、乱用により枯渇し、そのために神王が人界を創造することになったという、いわくつきのものです。 |
| アシュラ: | それが人界のどこかからわきだしているとか、人の手で作れるとか、天から降ってくるとか。効力の方も万病に効くとか、不老不死になるとか、いろいろな伝説がある。実際は残ってるわけないんだがな。 |