■ ナーラダ戦記 レスフィーナ情報局 第0回
独立暦402年水の月
<ごあいさつ>
カフレイ:あ〜、始まったな。
サリア :何がよ。
カフレイ:このレスフィーナ情報局だ。
サリア :だったら、番組進行しなさいよ。もしかして、緊張してるの?
カフレイ:そ、そんなことはないぞ。まずは自己紹介だ。俺はミスキワ・カフレイ。31
歳のぴちぴちナイスガイだ。恋人募集中なんで、一つよろしく。
サリア :いい年して、どこがぴちぴちなのよ。
カフレイ:もしかしてサリアさん、見たい?
サリア :ん〜いいわねぇ、なんて言うと思った? 冗談は顔だけにしといて(怒)。
カフレイ:(お〜こわ)
サリア :ちなみにこいつは、これでもレスフィーナの水軍提督なのよね。
カフレイ:ま、それはとりあえず置いといて、君の自己紹介。
サリア :あ、そうね。私はラージャ・サリア。レスフィーナ旅人組合の長やってるの。
今後ともよろしく。レスフィーナは良いことなので、一度は観光に来てみてね。
カフレイ:さりげなくPR、ってやつだな。
サリア :仕方がないでしょ、表向きそれが目的なんだから。
カフレイ:こんなツッコミで、いちいち目くじら立てなさんなって。怒るとお肌に悪いよ。
ただでさえ曲がり角なんだから。
サリア :あ〜、なんかとてもセクハラなオヤジ発言してる中年は無視、無視。
カフレイ:(むっ)……とにかく、今回はこの熟年コンビでお送りするので、よろしく。
サリア :(ぴきっ)
<パーソナリティについて>
カフレイ:で、今回はというからには、次回のパーソナリティは未定な訳だ。
サリア :違う、次回も私たち熟年コンビ。
カフレイ:自分で言っておいてなんだが、むかつく響きだな、それ。
サリア :だったら変えよう、「美女と野獣コンビ」とか。
カフレイ:「貴公子と牝奴隷コンビ」でもいいな。
サリア :……はぁぁ(ため息)。やめよう、不毛だから。
カフレイ:うむ、了解した。話を元に戻すと、なんで俺たちでもう決まってるの?
サリア :というより、私たちでクレームが来なければ、という条件があるけど。
カフレイ:そうなんだ。
サリア :もともと、ここのパーソナリティはキュアティ兄妹が内定していたんだけど、
急遽私たちに変更された、って話。
カフレイ:え、テスちゃんとその兄貴だったのか。なんで俺たちになったの?
サリア :決まってるでしょ。私たちが兄妹よりも本編での出番が少ないから。
カフレイ:そんな情けない理由で、俺たちはこれをやらされているのか、とほほ。
サリア :実際にキュアティ兄妹がパーソナリティをやった記録テープが、局内に残って
いるらしいから、後で聞いてみれば。
カフレイ:何で?
サリア :「下品バージョン」と「リテイクバージョン」があるんだけど、下品バージョ
ンではテスの意外な一面が覗けるんだって。彼女に対するイメージ変わるかも。
カフレイ:ほほ〜う、それは興味深いな。
サリア :ナーラダ戦記参加者の皆さんにも、お目に掛ける機会があると良いのだけど。
<とりあえずコーナーについて>
カフレイ:で、その皆さまに楽しんで頂くコーナーを紹介しないとな。まずは「リアクシ
ョン解説」のコーナー。これは、ザラス本編の0番リアクションでアシュラ様と
ナッシュ様がしていたように、私たちがナーラダ戦記の各コンタクトシーンに解
説を加えるんだ。
サリア :……でも、その仕事大変じゃない?
カフレイ:心配無用。エレミア(註:シルキーヌの妹)の誘拐犯とその手下でも充分務ま
ったから、俺たちでもできる……はず。
サリア :それもそうね。
カフレイ:で、次が「設定の追加」のコーナー。これは、ナーラダ戦記内において、サブ
マスターが設定で不都合があって変更したり、プレイヤーから設定を追加しても
らうためにある。
サリア :ほかには?
カフレイ:「Q&A」だ。これは解説不要だな。
サリア :え〜と、あと「エラッタ」ってのがあるけど、これはどんなコーナーなの?
カフレイ:ああ、それは誤字や誤植、用語の間違いなどを修正するコーナーだ。ナーラダ
戦記のサブマスターには粗忽者が多いから結構出ることが予想されるぞ。プレイ
ヤーの方でも、前回ので修正したい、なんてのがあれば箇所を明確にして送って
くれればありがたい。
サリア :で、早速あるのよね。
カフレイ:そうだ。ナーラダ戦記参加要項2ページ21行目の「ナーラダ戦記専用図書館」
は「レスフィーナ書庫」と読み替えてくれ。以上だ。
サリア :で、ほかには?
カフレイ:俺たちの仕事はもうない。あとは第二部の奴らがやってくれる。
サリア :第二部って何?……って、ええ、私たち、もう終わりなの!?
<レスフィーナ情報局 第二部>
フェイロン:……
サンチェ :……
フェイロン:……やれやれ、近頃の若いもんのノリにはついていけんな。まったく誰が誘
拐犯だ。
サンチェ :ははは、若気の至りというやつですかな。
フェイロン:ま、それはさておき、ここからはオレたちが解説することになるのだが……
サンチェ :まずは私たちの紹介から、ですかね。
フェイロン:そうだな。あー、知ってるやつは知ってると思うが、“自由商人”ファン・
フェイロンだ。
サンチェ :知らない人は総まとめ本のナーラダ・リアクションを見てやって下さい。
えー、私はニールス・サンチェといいまして、自由商船「飛竜号」の事務長を
やっとります。
フェイロン:「第5回の0番リアクションに何故か突然登場して勝手な解説を加えていた
謎の二人組」と言えば分かる人もいるだろう。
サンチェ :あれには私たちのプレイヤーのTSN(旧TGN)も驚いたようですね。そ
ういえば船長、「ファン・フェイロンって何歳?」という質問がその後あった
んですが……
フェイロン:確かにPC紹介やってないキャラは年齢も種族もよう分からんな。
サンチェ :とりあえず、私たちの担当で登場するキャラは分かるようにした方がいいで
すね。
フェイロン:うむ、そーゆーわけで、以後、<名前・種族・性別・年齢>は以下のように
表記する。
“最強自由商人”ファン・フェイロン(ナーラダ/男/37)
“ゆかいな仲間”ニールス・サンチェ(ナルス/男/37)
サンチェ :……
フェイロン:ちなみに「年齢」は独立暦402年水の月現在のものだ。数え年だから水の
月1日には全員一律で年齢に+1されてるはずだな。
サンチェ :ヴィレクさんもとうとう16歳ですか。
フェイロン:オレたちもとうとう37だぞ。
サンチェ :重みが全然違いますよ、14→16と35→37とでは。
フェイロン:……ふん、まあいい。それでオレたちは何をすればいいのだ?
サンチェ :TSNサブマスターが担当するコーナーの解説をやってほしいそうです。
フェイロン:ほう、その労働の代価は当然支払われるのだろうな?
サンチェ :いえ、純然たる無料奉仕だそうですよ。
フェイロン:なんとっ! けしからん、何故このオレさまがただ働きなんぞせにゃならん
のだ。そーゆー仕事はアシュラ&ナッシュあたりに任せとけばいーだろが。
サンチェ :神様もいろいろ忙しいんですよ。というわけでページ数の余裕もないですか
ら、とっとと始めましょう。
<コーナー紹介>
フェイロン:……で、具体的にはどんなコーナーがあるのだ?
サンチェ :そうですねえ、まずは一覧を示しましょうか。ちなみにカッコ内は担当マス
ター名です。
1.レスフィーナ情報局 第一部(とむ)
1−1.リアクション解説
1−2.設定コーナー(術法・剣法・アイテム・キャラクター・他)
1−3.Q&A
1−4.エラッタ
2.レスフィーナ情報局 第二部(TSN)
2−0.冒険者の間
2−0−1.依頼の間
2−0−2.闇依頼の間
2−1.巷の噂
2−2.流言の間
2−3.予言の間
2−4.新聞の間
2−5.広告の間
2−6.キャラクター用伝言板
2−7.プレイヤー用伝言板
2−8.今回の特集
2−9.ストーリー募集
2−10.キャラクターリスト
3.レスフィーナ書庫(とむ)
フェイロン:このうち「1.レスフィーナ情報局」に関しては前述の通り、とむサブマス
ターの担当だ。それと「3.レスフィーナ書庫」には有志の送ってきてくれる
小説(ナーラダ戦記に関する)を載せることになる。
サンチェ :「書庫用の小説」と「アピールシーン」とは別物なので注意が必要ですね。
フェイロン:それにしても「1−2.設定コーナー(術法・剣法・アイテム)」だが……
これは考えてみると会誌本編に任せるべきものじゃないのか?
サンチェ :そうですな。ただ、「ナーラダ戦記」でしか通用しない設定があるかもしれ
ませんからねえ。
フェイロン:ふむ、「ナーラダ戦記」おんりーの設定を受け付けるということか。では
「1−2.設定コーナー(キャラクター)」はどうだ? キャラ紹介のために
アピールシーンが存在するのだから、必要無いんじゃないか?
サンチェ :そうですな。ただ、キャラクターのイラストなんかもありますからねえ。そ
れにアピールシーンでは描きにくい設定があるかもしれませんし。
フェイロン:なるほどな。ならば必要ということにしておこう。さて、それでオレたちの
仕事は「2.レスフィーナ情報局 第二部」ということになるのだが……
サンチェ :これは一つ一つ解説が必要ですねえ。
<コーナー解説>
フェイロン:えーと、まずは「1.巷の噂」「2.流言の間」「3.予言の間」の3つだな。
これは会誌本編にもあったので要領は分かるだろう。
サンチェ :「巷の噂」では、一般人による語り口調で情勢なんかを描いてもらえると嬉
しいですね。
フェイロン:会誌本編に何度か登場してた、あの「酒場トーク」がTSNのお気に入りら
しいぞ。
サンチェ :いったい誰が書いてるんでしょうかねえ、あれは。
フェイロン:次に「流言の間」だが、これはもう所詮は流言、皆の好きなようにかき回し
てくれて構わない。
サンチェ :ただ注意してほしいのが、「巷の噂」に流言を撒かないでほしい、というこ
とですね。
フェイロン:「巷の噂」は、ほぼ確定的な事柄について語る場で、「流言の間」は不確定な
情報や偽の情報を流したりする場、とゆーことだ。
サンチェ :そして「予言の間」ですが……
フェイロン:会誌本編の「予言」がナーラダ地域に与えた影響は甚大だったな。
サンチェ :「ヴェルーダの災い」「スィスニア内乱」「スウィズ天災(ディヤウスの制裁)」
ですか。
フェイロン:それにしても腹立たしいのはヴェルーダの事件だな。あれは罪無き民を巻き
添えにした無差別大量殺人というべきであって、「災い」などと呼ぶのは事態
の本質を曖昧にしかねんぞ。
サンチェ :そうですな。ナーラダで1、2を争う道士だかなんだか知りませんが、自ら
を律することもできない者が権力の座に就くことほど、ひどい話も無いですな。
フェイロン:そーゆー奴に限って権力を欲しがるのさ、まったく。セルフィアー全土の「乱
世の英雄」諸君には、これを教訓としていただきたいものだな。……さて、話
を戻そう。とゆーわけで、なんか「予言」を思いついたら「予言の間」まで送
ってくれ。「予言」の名を借りた「ネタ振り」によって今後の展開を誘導して
もらっても構わないし、ただの「ウケねらい」でも構わん。以上だな。
サンチェ :えー、次は「4.新聞の間」「5.広告の間」「6.キャラクター用伝言板」
ですね。
フェイロン:ここらへんはキャラクター同士のコミュニケーションに利用してもらえばい
い。とくに商人キャラは広告を出すなど商売に利用できるだろう。ちなみに広
告料は無料だ。軍人キャラでも人材募集など、いろいろと利用できるだろう。
また、冒険者キャラは冒険で得た謎や情報を提示することもできる。
サンチェ :注意点は「7.プレイヤー用伝言板」との混同ですな。「キャラクター用伝
言板」はキャラクターのセリフで描いてもらえるといいですね。
フェイロン:「プレイヤー用伝言板」はプレイヤー間の情報交換に利用してもらえればい
い。ただし「ナーラダ戦記」関係のみに限る。「8.今回の特集」は、TSN
のやろーが毎回役に立ちそーな情報を特集するコーナーだ。ま、あまり期待し
ないほうがいいだろう。
サンチェ :「9.ストーリー募集」ですが……なんですか、これは?
フェイロン:その名の通り、プレイヤーの皆さんから「次回のストーリー展開」を募集す
るというものだ。
サンチェ :そ、それって、サブマスター側が考えるべきものなのでは……
フェイロン:まったくだ、楽しようという魂胆が見え見えだな。とはいえ、これもある計
算に基づいた上でのことらしい。
サンチェ :と、いいますと?
フェイロン:今までのシステムの場合、一人のプレイヤーが次回のストーリーに影響力を
行使できるのは、せいぜい自分のキャラクターの行動力の範囲内に限られてい
たわけだ。
サンチェ :そうですな。たとえ多くのNPCを擁していたとしても、他のPCの行動ま
では決められませんからねえ。
フェイロン:そこで「ストーリー募集システム」を導入すると、プレイヤーは自キャラの
行動とは切り離して、直接ストーリー全体の創造に参加できるとゆーわけだ。
サンチェ :ちょっと待ってください。そうすると自分のキャラクターに有利なストーリ
ーを考えてくるプレイヤーが出てくるかもしれませんよ。
フェイロン:まあ、それが人情というものだろう。だが、それはサブマスター側で修正な
り却下なりするから気にしなくていい。もちろん「キャラクターの行動」と「ス
トーリーの創造」を区別して考えてくれた方がありがたいがな。以上から「ス
トーリー募集」に関する採用の基準は以下の通りだ。
・話が盛り上がるもの
・我田引水にならないもの
・多くのキャラに見せ場を用意してあるもの
フェイロン:さらに言うと、送られてきた中から一つだけをそのまま採用するわけではな
い。全部のアイディアをカット&ペーストして作り上げるからな。もっと言う
なら、そのまま小説的描写を送ってくれても構わない。サブマスター、とくに
TSNの場合、都合のいい部分はリアクション中にそのまま挿入する可能性が
高い。情景描写なども喜ぶだろう。奴は苦手だからな。
サンチェ :……なるほど、これはあれですな。以前ドラゴンマガジン誌上で山本弘さん
がやっていた「ソードワールド・アドベンチャー」の手法であると。
フェイロン:その通り。言ってみりゃこれは、プレイヤーをやりながら同時にサブサブマ
スター的立場としても「ナーラダ戦記」を楽しんでもらうためのシステムなの
だよ。
サンチェ :逆に言えば、純粋にキャラクタープレイのみを楽しみたい人はこのシステム
を利用しなくてよい、と?
フェイロン:そういうことだ。
サンチェ :さて、最後は「10.キャラクターリスト」です。これは重要ですね。
フェイロン:そうだな。キャラクターの状態、所属勢力、NPCの管理権などは、回ごと
にどんどん変化するだろうからな。
サンチェ :このリストは毎回チェックする必要がありますね。
フェイロン:以上で<コーナー解説>は終わりだな。あとは若造どもに任せるとするか。
<ふたたびレスフィーナ情報局 第一部>
カフレイ:あれれ、戻ってきたぞ。
サリア :もう仕事、終わりなんじゃなかったの?
カフレイ:……ああ、寝てたから気付かなかったが、どうやらレスフィーナ書庫も俺たち
の仕事らしい。
サリア :でも、プレイヤーがまだ参加してないんだから、寄稿なんてないじゃない。
カフレイ:ところが、あるんだ。サブマスター達のが。
サリア :暇ねぇ。
カフレイ:ま、いいんじゃないか。サブマスターの方でも、プレイヤーからの書庫への寄
稿を心待ちにしているそうなので、一つよろしく。
サリア :私からも、お願いしますわ。ぜひ、皆様の原稿を読んでみたいですし。
カフレイ:では、次のページからのレスフィーナ書庫を楽しんでくれ。じゃ、これで私は
失礼する。
サリア :では皆さん、またね。ごきげんよう。
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