会誌-「サークル水月会誌 第5回」

ザラス外伝 ザル岩石日記 PART4 
■ こちらにおわすが……  【作者:但馬 晴/協力:ほなサイババ 】


 アーリアとモ−リア。後世では、偉大な冒険家として讃えられる彼らだったが、きっかけは悲惨なものだった。助命と免罪、そして栄達と引き換えに命じられた、セルフィアー全土を巡る旅。その行程は決して楽なものではなかった……。

 山賊が、山賊に追いかけられている。
「しつこい連中だな、まだ追ってきやがる」
 振り返らなくとも、足音でわかる。アーリアはため息をついた。背後からは、徒党を組んだ山賊10数名が、怒号と共に迫ってくる。
「くそったれ!!」
 モーリアが口汚く罵った。だが、いくら文句を言おうと、事態は一向に好転しそうもない。
「なんでこんなに不幸なんだろうなあ……」
 この言葉を口にするのは何度目か。ふたりにもわからなかった。
 話のきっかけは、数日前にさかのぼる……。
 バーミヤ邑で騒動に巻き込まれ、盗賊と決めつけられ、ライル社の傭兵に追いかけ回されること5日。ようやく追跡を振り切ることができた。
 が、逃走をしている間に、全財産の入った財布を落としてしまったのだ。
 落としたことにすぐ気が付いた。それでも、拾うことさえできなかった。ライル社の傭兵が、背後に迫っている。拾っていては確実に捕まる。
 背に腹はかえられない。ふたりは泣く泣く財布を諦めたのだ……。
「あーあ、エルリークがいればなあ……」
 アーリアはもうひとりの連れの名を呼んだ。やむを得ず、その連れはバーミヤ邑に置き去りにしてしまった。
(あいつはどういうわけか、けっこうな大金を持っていたな。それを気前よく、おれたちに恵んでくれた。身なりはパッとしないが、どこかのボンボンかなんかだな、ありゃ)
「なあアーリア、おれたちって山賊だよな?」
 突然、モーリアが言った。
「当たり前だろ、そんなこと。なにわかりきったことを……」
 つまらなさそうに答えるアーリア。
「だったら、ここらで一働きしねえか?」
 モーリアは蛮刀を抜いた。どれほど金に困ろうと、『これだけは……』と絶対に手放さなかったものだ。
 山賊の働きといえば知れたこと、他人のモノを力ずくで奪うことである。
「一働き……なあ」
 アーリアとて、それを考えていた。だが、踏ん切りがつかないのだ。
 どうしても、かつてナルスで襲撃失敗したことが頭に思い浮かんでしまう。あの失敗が、現在の窮地の原因と言えるのだ。
 それと、他人のモノを奪うことに、わずかながらも呵責の念が生じ始めていた。
「このままだと、飢え死にするだけだ。それでもいいのか!?」
 そう言われると、どうにもならない。
「……やるか!」
 しばし逡巡ののち、アーリアは言い放った。
 そして2日後、たまたま近くを通りかかったふたり連れの商人から、まんまと金をせしめることに成功した。
「やったぜ!! これでうまいもんが食えるぞ!」
 ふたりが喜ぴの声を上げたのもつかの間、今度は付近に根城を持つ山賊たちに追いかけられるハメになってしまった。
 どうやらその山賊たちは、あの商人に目を付けていたらしい。その獲物を横取りされ、頭にきているようだ。
「待ちやがれ、そこの盗人ども! 止まらねえとぶっ殺すぞ!!」
 山賊の頭目が怒声を発した。自分たちも盗人ということを、完璧に失念している。これこそまさに、盗人猛々しい。
「構えろ!」
 頭目の号令一下、弓を持った5人の山賊が立て膝を付き、弓の弦を引き絞る。
「撃てぇ〜!!」
 一斉に5本の矢が放たれた。風を切り裂き、目標めがけて飛来する。
 しかし、そこはただの破落戸。腕前はたいしたことなく、1本たりとも目標にかすりもしない。
 一般の善良な人ならば、それだけで震え上がってしまうだろう。だがアーリアとモーリアとて、それなりの修羅場はくぐり抜けている。下手くそな威嚇射撃ごときで、ふたりの逃げ足は止まらない。
「突貫〜っ!!」
 さらに怒り心頭した頭目は、切り込みを命じた。それに応じ、山賊たちは一斉に抜刀した。手に握られたのは、山賊・盗賊御用達の蛮刀である。
 わあわあと意味をなさない喚声を上げながら、山賊たちはふたりの追跡を再開する。
「や、やべえぞ!」
 さすがのふたりもこれには臆した。数が違い過ぎる。接近されれば、一巻の終わりである。
 ふたりとも一応剣は遺えるが、人数の不利を補えるほどの技量はなかった。
 ……しばらくののち。
 ついに、山賊たちに追いつかれてしまった。

「おれたちの縄張りで“仕事”するとは、いい度胸してるじゃねぇか」
 ドスの効いた声で頭目が言った。
 縄張りとは、いわゆる勢カ範囲のことである。そこで“仕事”をするならば、縄張りを所有する者に断りと、些少ながら金を納めなければならない。それを破った者には死の制裁が加えられる。
 それが、山賊・湖賊・盗賊に共通して取り決められた掟であった。
「そ、そんなもの、ただの言いがかりだっ!」
 山賊たちに取り囲まれながら、アーリアが言った。
 ふたりはそのような掟など知らなかった。なぜなら、彼らは零細山賊(?)だったからである。
 山賊といっても、ピンからキリまである。何百人と手下を持つ山賊もいれば、たったひとりで細々とやっている山賊もいるのだ。
 ちなみに、アーリアとモーリアはキリのほうである。たったのふたりしかいなかったのだから、しかたがない。
 一応そのことを、モーリアは話してみた。無駄だった。
「はいそうですか、と納得すると思ってんのか! そんなんじゃ、示しがつかねぇんだよ!!」
 もの凄い形相で、頭目は蛮刀を振り上げた。そこへ……。
「お待ちなさい」
 ふたりの供を連れたナルスの男がやってきて、頭目を制止した。口調はおだやかだが、聞く者を心服させる響きがあった。
「どのようないきさつがあったかは存じませぬが、たったふたりの者を大勢で取り囲むとは、おだやかではありませんな」
「なんだと! 部外者はすっこんでろ! さもねえと、ちいっとぱかり痛い目にあうぜ!!」
 頭目がわめき散らす。それに応じ、山賊たちの半数が男を取り囲んだ。
「やれやれ、しかたありませんな。スケさん、カクさん。その思い上がった心を懲らしめてやりなさい!」
「はっ!」
 ふたりの供が兵士たちへ向かっていった。ナーラダ族の男は剣で、シャル族の男はみずからの拳で戦う。またたく間に、1O人の山賊が地面へと叩き伏せられていく。
 アーリアとモーリアのふたりは、その光景をぽかんとした表情で眺めていた。
「……きょ、今日のところは、このくらいで勘弁してやるっ!」
 どこぞのギャグのような捨て台詞を残し、頭目は逃げていった。慌てて配下の山賊たちはその後を追っていく。
「だいじょうぶですかな?」
 ナルスの男がふたりに尋ねてきた。
「あのう……」
「これは失礼した。わしの名はミト。ただの楽隠居です」
 名乗ってから、丁寧にお辞儀をする。
「スケードだ。よろしくな」
 ナーラダ族の男が名乗る。
「カークスと申す」
 シャル族の男は竪苦しく名乗る。
 当然の礼儀として、ふたりも名乗り返した。
「ところで……さきほどあの山賊は、あなたがたのことを盗人といっていましたが、それは本当ですかな?」
「実は……」
 ゆっくりとアーリアは話し始めた。もちろん、嘘八百である。
 いわく、ヴェルーダに家族を残して行商に出ていたところ、旅先で“大いなる災い”の噂を聞き、取る物も取り敢えず帰るところだと。
 そのため旅の路銀に事欠き、気持ちが急くあまりに盗みを働いてしまったと…。
 そんなことを涙ながらに語った。そのあたりの演技のテクニックは、さすがである。
「……確かに、盗みはよろしくない。だが、あなたがたの家族を思う気持ちに免じ、不問に致しましよう」
 ミトがにっこりと微笑んだ。
「ご隠居!」
 カークスが抗議の声を上げた。
「充分な詮議もせず、そのような……」
「カクさん、ご隠居の目利きを疑うのか?」
 スケードがたしなめる。
「すぐに人を疑う。それがカクさんの悪いところですな。他人を信じることができない者は、他人から信じてもらえませんぞ」
「はあ……」
 そこまで言われれば、カークスも引き下がるしかない。
「そうだぞ、カクさん。そんなだから女にもてないんだぞ」
 茶々を入れるスケード。ムキになってカークスは言い返す。
「ス、スケさん! それとこれとは別問題だ!」
 これをきっかけに、ロ論が始まる。とは言っても、カークスが一方的に(まく)し立てているだけだが。
「前々から思っていたが……」
「そうやってすぐ……」
「ご隠居もご隠居です。何かといえぱ……」
 ……そんなこんなで、一刻が経過した。
「さて、そろそろ行きましようか。先刻懲らしめた山賊たちが戻ってくるかもしれませんから」
 何事もなかったかのように、ミトが言った。そこへ。
「待て待て、待ちやがれ〜い!」
 大音声と共に、再び山賊の頭目が現れた。先刻よりも率いる手下の数が、倍以上に膨れ上がっている。
 すかさず山賊たちが一行を取り囲んだ。
「ここで会ったが100年目! キッチリと決着(カ タ)つけてやるっ!」
 嬉々として頭目が叫んだ。
「なんだ、また地べたを舐めたいらしいな」
 言いながら、スケードは剣を抜いた。思わず山賊たちが後ずさり、取り囲む輪が大きくなる。
 それでも頭目は自信満々といった表情。
「ふっふっふ、こっちには切り札がある! 地べたを舐めるのは貴様らだ!!」
 頭目の言葉に応じ、ナーラダ族の男がひとり進み出た。名はロジェスト=フォーゲル。結構名の通った用心棒である。
「なるほどのう。強気の理由はその御仁(ごじん)ですか」
 相変わらずミトはのんきな口調だ。
「先生! バッサリと殺ってくだせえ!!」
 用心棒の背中に隠れながら、頭目がはやし立てる。
「うむ。貴公らに私怨はないが、頭目には一宿一飯の恩義がある。相済まぬが、我が刀の錆となっていただこう!」
 フォーゲルはしゃらくさい口上を述べた。
「つまり、イヌってわけか」
 哀れだといわんばかりに、スケードが言った。挑発である。
「イ、イヌだと!?」
 ありがちな挑発に、フォーゲルはまともに引っかかった。
「ああ。お前は山賊に、金で飼われているイヌなんだろ? で、飼い主に命令されて、おれたちに噛みついてきたわけだ」
「貴様……!」
 ごたごたぬかすな! とばかりにフォーゲルは剣を抜いた。山賊たちから驚嘆の声が上がる。
「わたしをイヌ呼ばわりしたこと、たっぷり後悔させてやろう……。我が愛刀、『闇夜剣(あん や けん)』でな!!」
 太陽の光を受け、漆黒の刀身が不気味に輝く。
「『闇夜剣』だと!?」
 カークスが声を上げた。
 『闇夜剣』……別名シャドウ・ブレード。邪剣ダーク・カトラスには及ばないものの、希代の創師イゲニィアン・トィルブが創り上げた刀剣では、五指に入る名刀である。
 イゲニィアン・トィルブ死後、秘蔵の名刀は全土へ飛散してしまったというが、まさかこんなところで……。
「おっと、相手になるのはこのおれだ!」
 スケードが剣を右八双に構え、挙を固めるカークスを抑えた。
「カクさん、悪いが譲ってくれ。どうしても戦いたいんでな。おれの『火天剣(か てんけん)』が勝つか、あいつの『闇夜剣』が勝つか……」
 ひとつ頷くと、カークスは黙って身を引いた。
 『火天剣』……偉大な創師ティアレ=ソコルルが創り上げた名刀。一説には、アシュラ神王の祝福を受けたともされている。インダラの力を取り込んだとさ れる『闇夜剣』とは、まさに対極に存在する。
 勝利するのはインダラか、アシュラか……。
「いくぞっ!!」
 先に仕掛けたのは、フォーゲルだった。一気に間合いを詰め、『闇夜剣』を袈裟懸けに振り下ろす。
 スケードと『火天剣』は、真っ向からそれを受け止めた。
「ぐっ……」
 一気に押し切ろうと、フォーゲルは渾身の力を込めて刀身を押し出す。負けじとスケードも、必死に押し返そうとする。互いの力が拮抗し、見えない攻防だけが続く。
 長い(つばぜ)迫り合いに、派手な斬り合いを期待していた山賊たちの間から、不満の声が漏れる。
「実力伯仲ですか……」
 さすがにミトは冷静だった。実力者同士の戦いは、意外と地味なものだ。それを知っているカークスは、黙って行方を見守っている。
 アーリアとモーリアはといえば、すっかりその覇気に呑まれてしまい、身動き一つしない。
「何やってんだ、先生! さっさとぶった斬ってくだせえ!!」
 ただひとり、頭目だけが何かとわめき立てていた。
「ぐうっ……」
 体中の筋肉が限界まで酷使され、悲鳴をあげる。インダラとアシュラの分身たちは微妙に絡み合いながら、勝敗の帰趨を明らかにとしていった。やがて堪えきれず、スケードの右膝が地面につく。
 こうなると下から押し返すスケードより、上から押さえ込むフォーゲルのほうが断然有利だ。
「もらったあー!!」
 フォーゲルは勝利の雄叫びを上げた。必死の形相で耐えるスケードに体を預けるようにして最期の力を込めた。その瞬間。
「な、なに!?」
 腹部に痛みを感じると同時に、フォーゲルの五体は宙に舞った。二メートルほど飛び、鈍い音を立てて山賊たちの上へと落下した。
「ふ〜、危なかったぜ」
 地面へ仰向けになったスケードが、安堵の息をついた。倒れる瞬間、巴投げの要領でフォーゲルを投げ飛ばしたのだ。
「剣での戦いだけに優れてたって、実戦ではダメなんだよ」
 スケードは息を整えながら立ち上がり、完全に延びてしまったフォーゲルへ一瞥をくれた。
「ぬぬぬ……!」
「どうする? 切り札を失ってしまったな。また、尻尾を巻いて逃げるのか?」
 容赦のないスケードの“口撃”が、頭目へと浴びせられた。切り札を失ったことで、山賊たちにも動揺が走る。
「や、やかましい! 野郎ども、かかれ〜!!」
 頭目は命令を下した。が、ほとんどの山賊は固まったまま動かない。はっきりと実カの差を見せつけられて、萎縮してしまったのだ。
「な、なにしてやがる! かかれ〜っ! かかれ〜っ!!」
 半ぱ自暴自棄になりながら、なおも頭目はわめき立てる。
 忠実なのか馬鹿正直なのか、ひとりの山賊が悲鳴のような声を上げながら、ミトへと斬りかかった。一番弱そうと判断したのだ。
「ご隠居!」
 カークスが素早く間に割って入る。振り下ろされる蛮刀を躱すと同時に、鉄拳を見舞った。正確に鳩尾を捉える。
「ぐはっ!」
 ずるずると山賊は崩れ落ちた。
「スケさん、カクさん、もういいでしょう」
 いつもと変わらない、のんびりとした口調でミトが言う。
「静まれ静まれ〜、静まれ〜い!」
 スケードが大声で威圧すると、頭目も山賊たちも、水を打ったように静まる。
「この紋所が目に入らぬか〜!!」
 カークスの大音声と共に、印寵が突き出される。そこには葵の御紋が見事に象嵌されていた。
「こちらにおわすが…………であらせられるぞ!」
「一同の者、…………の御前である。頭が高〜い! 控えおろう!!」
 スケードが周囲を睥睨した。
「へへ〜っ!」
 慌てて全員が平伏する。そして……。

 ミト一行と別れて三日後。アーリアとモーリアは、キーサ王国王都カノールへとやって来た。
「う〜ん、なんかスッキリしないなあ……」
 アーリアがこの言葉を発するのは、もう14度目だ。
「けっきょく、あのミトっていう隠居は何者なんだ?」
 あの印籠を見たとたん、どういうわけか威圧され、そのまま平伏してしまったのだ。いま思うと、不思議でならない。
「それに、先の副将軍って、いったいなんなんだ?」
 確かにカークスはそう言っていた。なんのことか、さっぱりわからない。
「もしかすると、大陸からやってきた偉い人……」
 モーリアが言った。
 ……ふたりの議論は尽きることがなかった。また、疑問も尽きることがなかった。
「それにしても、おれたちの出番が少ないなあ。主人公なのに……」

                             〜つづく〜

■ ザル岩石日記外伝その1


アーリア:ようやくお届けすることができた『ザル岩石日記PART4 こち
    らにおわすが……』。いかがでしたか?
モーリア:まったく、しょうがねえ奴だな。本当なら『PART5 いい汗が
    かけました(仮)』を書いてなきゃいけないってのに。
アーリア:それがな、武器や施術宝器、新しいNPCなんかにカを入れすぎた
    せいで、こっちまで手が回らなかったんだと。
モーリア:それで、なんとかでっち上げたのがコレか? もろ『最強ロボ・ダ
    イオージャ』じゃないか。あと、時代劇テイストだな。
アーリア:ちなみに解説しておくと、『最強ロボ・ダイオージャ』とは、SF
    ロボアニメ版『水戸黄門』だな。
モーリア:今回登場したミト・スケード・カークスの3人は、そのまま流用し
    ている。黄門さまと、助さん格さんだな。で、三体のロボが合体する
    と、胸のところに葵の御紋が現れて……。
アーリア:おいおい、そんなのフツーの人は知らんぞ。知ってるとしたら、ほ
    なサイババと同じくらいマニアだな。
モーリア:あと、用心棒のロジェスト=フォーゲル。最初は登場予定になかっ
    たが、『時代劇といえば、用心棒の先生』というほなサイババの変
    な思いこみから、急遽作られた。
アーリア:どーゆー思考しているんだ? ま、悪代官とか山吹色のモナカより
    はマシだ。用心棒なら、それほど違和感はない。
モーリア:間題は、フォーゲルの愛刀・闇夜剣(別名シャドウ・ブレード)の
    創り主だ。【種田センターニ番】さんのキャラを勝手に使用してるじ
    ゃないか!
アーリア:う〜ん、それは……なんでもかんでも自分のNPC・ティアレ=ソ
    コルルの作品にすると、ウソっぽいからだそうだ。それよりも問題は、
    またアシュラ様の名を使ったことだな。
モーリア:え? あれはいいんじゃないか? 前回のは名を借りて、『ザル岩
    石日記』の売り上げを上げようとしたからいけないんだろ?
アーリア:ま、あまり責めないでやろう。色々な事情があったからな。
モーリア:……で、それもおいておくが、おれたちの話をはやく考えろ。
アーリア:暇がないってのならともかく、プータローのお前に暇がないはずが
    ない! 考えないだけだ!
モーリア:PS『大航海時代外伝』やPS『ブレス・オブ・ファイアV』をや
    ってる暇があるなら、次の『ザル岩石日記』を執筆しろ!
アーリア:たぶん、やらないだろうな。やるとしてもエルリークの過去の話と
    か、新しいNPCとか、別のことばっか。おれたちのことなんか、ま
    ったく考えとらんわ。
モーリア:おいコラッ、応援してくれる【篁真菰】さんや【高砂其角】さんに、
    申し訳ないと思わんのか! あと95本も話を書かんと、公約した
    PART99まで到達せんのだぞ!
アーリア:……でもさあ、篁さんって「あと3回でザラスが終わるから、『ザ
    ル岩石日記』のラストは、急いで旅したため過労死……ってのはどう
    ですか?」……そんな事言ってたような気がするな。
モーリア:え……?
アーリア:それはない…と思う。本家本元の猿岩石のように凱旋パレードして、
    歌出して……と、ハッピーエンドにする。ほなサイババはそう言って
    いたから……。
モーリア:そうだといいけどな……。

                        次回へつづく……か?

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