| リューン: | 今回は俺の特集を組んでくれるという話があるようだが。 |
| 修羅: | はい、元宵殿のリクエストで次回やってくれるという話でしたが。 |
| リューン: | 詰まり、今回載るのだろう。特集と云っても俺のプレイヤーの「ダンディ中年」は、マスターに何ら設定らしい設定を送っていないらしいではないか。 |
| 修羅: | 小説みたいなものしか書いていないような気がします。私も記憶が曖昧ですが。 |
| リューン: | 今となっては確かめようがないな。マスターに送ったものを最後に、ハードディスクの中は真っ白になってしまったのだからな。 |
| 修羅: | ……まあ、それはそれで、また新しく設定を考えましょう。よい機会ですし。 |
| リューン: | まあそれもそうだ、では何から答えようか。何でも答えてあげよう。 |
| 修羅: | コホン……では、何故戦争をしたいんですか。これは思想面での質問ですが。 |
| リューン: | ゲーム………だからというのは通用しないのだろうな。では少し真面目に答えよう。 俺は思うのだ。このセルフィアーの大地が血を欲していると。この大地は400年もの間、まともに血を吸っていない。同じように人間の心も戦を欲しているのだ。確かに平和を望む人々もいる。しかし相対的に見て近年は心のうちに戦を望む者が増えている、俺の様にね。それは戦争を憎しむ心が人々の心の中から薄くなってきているからだ。だから戦争の恐怖、憎しみ、そういったものを思い出させるために、戦乱の世は必要なのだ。歴史は繰り返されるというが、そういった事実はある意味必然的なものなのだよ。歴史に偶然はない。天災、人災すべて、一定のシステムに組み込まれたものにすぎないのだ。偶然だと感じるのは一人一人の情報がひどく小さなもので、主観的にしか物事を見れないからなのだよ。だから我々より高次元の存在であるアシュラ神王などにしてみれば、俺の行動などは予定されていた事実でしかないのだろう。少し話が逸れたが、簡単に云えば「皆が戦争が嫌になるように戦争をしましょう」ということだ。 |
| 修羅: | 忘れた頃に皆戦争を始めるのですね。 |
| リューン: | 少し違うな、思い出すために戦争を始めるのだ。だから、ヴィレク少年と戦う。今の所、彼が一番大きな戦乱の世を築いてくれそうだからね。それに…… |
| 修羅: | それに? |
| リューン: | やはり俺自身がどこまでやれるか、ためしてみたいからね。俺の目標はヴィレク少年のような「ナーラダ族の統一」だとか、そんな大それたものではない。ただ、どこまで己が通用するのか」ということだからね、もし彼に俺が認めるだけの器があるのならば、喜んで仕えてみようと思うし、そうでなければ、この時代のための犠牲になってもらうだけだ。何にせよ一角の人物であることは疑いないがね。 |
| 修羅: | アシュラ様から「スウィズ=シーラン同盟を全く無視している」との啓示がありましたが。 |
| リューン: | 俺の敵はウォウルのヴィレク少年だ。小物には用はない。ヴァシュナ・シリルはどう考えていたかは知らんがね。 |
| 修羅: | しかしながら、スウィズにはクラウ・ハデンという策士がいますよ。 |
| リューン: | まあ、有能なことは俺も認めるよ。先のウォウル内乱の時も色々と暗躍したようだしね。でも謀略家は謀略家でしかない、それに女などに現を抜かしているいるようでは……到底「王佐の才」には及ばなかったということだ。策士策に溺れる。でもこれで彼も目が覚めただろう。もっとも俺には彼の一人の女のためにあそこまで尽くせる生き方というのが、ある意味うらやましいがね。 |
| 修羅: | (そう思うのは、ただ単に貴方に浮気性があるからでしょうに)まあ、閣下の考えは少しわかりましたので、次に素性などについての質問に移りたいのですが。 |
| リューン: | 構わないよ。 |
| 修羅: | まず生まれは…。 |
| リューン: | 実は生まれはスィスニアではなくウォウルなのだな、これが。父親はヴィレク少年の祖父、詰まり先々代のウォウル邑宰に仕えていたのだ。結構な寵愛を受けていたらしいが……まあ、成り上がり者だったからな、それにまわりを立てるということを知らないようで、敵が多かったらしい。それで父が死んでしまったわけだから、残された遺族はいよいよ風当たりが強くなったわけだ。仕方がないのでスィスニアの親戚を頼って来て、俺は当時の邑宰の娘、詰まりクーデター前の邑宰であるシルキーヌに児小姓として仕えた。まあ遊び相手みたいなものだな。それから各地を放浪して色々とやった後、戻ってきてクーデター。そして、現在に至ると……。 |
| 修羅: | なんか全部話してしまいましたね……。 |
| リューン: | 簡単にな。では次にいこうか。 |
| 修羅: | ずばり戦争やクーデター以外の趣味は? |
| リューン: | 別にそんなもの趣味ではないぞ、ただ好きなだけだ。趣味か……剣や槍の稽古も趣味というか何というか日常的にやっているし……書簡を読み漁るのも好きだな。女性と親睦を深めるのもよくやっている。うむ、他人に羨ましがられるような趣味ははっきり言ってないな。強いて言えば詩かな……。 |
| 修羅: | では戦争やクーデター以外に今やりたいことは? |
| リューン: | ………ラルアークを焼いて食べてみたい。 |
| 修羅: | えっと、ラルアークというと、確か血のつながりを恐れないアブナイ兄をもつカルナ・シェルセラヴという方の肩に乗っているアレですか。 |
| リューン: | そうアレ。そもそもあの鳥はいったい何と言う種類の鳥なのだ?それと焼き鳥ならヴィレク少年のキルアも捨て難いな。まあ焼いて食いたいと思ったのは俺だけではないだろうが、気になる鳥達だな……。 |
| 修羅: | (絶対、貴方だけです……) |
| リューン: | それから、(以下略) |