会誌-「サークル水月会誌 第4回」

■ §1.2  クリシュナ神王特集


■ §1.2.1  データ


名前:クリシュナ
種族:神王
称:狩漁神
号:水部三神
位階:弓軍将軍
居城:天界・采汲宮
性:男
年齢:2700歳(外見22歳)
外貌:漆黒の髪、紺碧の瞳、淡黄色の肌
装備:皮鎧、戦衣、額甲、弓矢
象徴紋:連環紋
司るもの:狩猟、漁撈、自然秩序、
    悠々自適、隠者、食物連鎖、19
部将神:神将メシュキニ
    銀狼トゥルク
    神将ラファ




§1.2.2 教義


アシュラ:クリシュナの教義といえば……
何だっけ、「無為自然」か?
ナッシュ:老子じゃないんですから。
アシュラ:似たようなもんだろ。
ナッシュ:そりゃ、そうですけど……。
アシュラ:自然の法則、「道」に従って生きよ、無理はせず、かといって怠けるでもなく、すべては自然のままに。ほーら、道教そのものじゃないか。
ナッシュ:「道」じゃなくて「(かん)」=「光と闇の意志」ですけどね。クリシュナ神王の説くところは、要するに神王たちや我々神界の者の信じているところを人界の者にも勧めようとしているわけですよね。
アシュラ:そうだな。我々神といえど、我々を生み出した世界樹、それにその世界樹を生み出した大宇宙=光と闇の意志には逆らうことはできない。人はその上にさらに運命というものを課せられているが、環=光と闇の意志に従っていくことによって、運命から解放できるというのが、クリシュナの教えだな。
ナッシュ:本当は、そこまで極言してはいないんですけど……
アシュラ:人界の解釈ではそうなってるんだ。クリシュナも否定してないしな。
しかし、何をもって環とするか、っていうのが大問題だよな。
ナッシュ:神官はそれを考えるのが仕事なんですから、我々が答えを出さなくてもいいんじゃないですか?
アシュラ:ま、それもそうだな。


§1.2.3 神将


○神将メシュキニ
 もっとも純粋にクリシュナの力を受けてつくられた神将。クリシュナ神将の長であり、戦闘・渉外を担当する。主に似てきわめて穏やかで人当たりがいい。黒髪、紫紺の瞳、淡黄色の肌をもつ28歳程度の女性の姿をとる。

○銀狼トゥルク
 クリシュナ神王の側近で護衛。もとはネリティの神将シャミノンの配下の神族であったが、クリシュナにその優れた資質を見出され、力を与えられて神将となった。人形のときには白銀の髪、青紫色の瞳、象牙色の肌の20歳程度の青年の姿をとる。人界担当であり、人界はセルフィアー島に神人トゥー族を下している。

○神将ラファ
 生前はチェリア朝以前の時代に生きた言霊人だった。同じ頃に神将になったため、アシュラの副将のナッシュとは仲がよい。采汲宮の城守。防備・領治担当。采汲宮を中心とした天界・水部のクリシュナ神王の領地のことをすべて掌握している。銀髪、桜桃色の瞳、氷のように白く透き通る肌をもつ、18歳程度の女性の姿をとる。


アシュラ:クリシュナ配下って、神将少なかったんだなあ。こんど、力あげて神将つくらせるか。
ナッシュ:他神王の内政に干渉してはいけませんよ。
アシュラ:そんな規約守る奴なんて、誰もいないって。
ナッシュ:規約以前の、礼儀の問題ですよ。まあ、お二人の仲ならいいでしょうけどね……


§1.2.4 友神・敵神


アシュラ:クリシュナは穏和がウリの奴だから、全神王と仲がいいと言っても過言ではないな。
ナッシュ:アシュラ様とは大きな違いですよね。
アシュラ:クリシュナはなかなか腹を割って話さないからな。みんな騙されてるんだよ。ま、いい奴であることには違いないけどな。どんなに嫌いな奴にでも愛想いいから、仲の悪くなりようがないんだ。
ナッシュ:敵神はいない、と。
アシュラ:ディヤウスたちのことを、本心ではこころよく思っていないんだが、それを我々以外の前ではかけらも顔に出さないのはさすがだな。
ナッシュ:友人の方は、アシュラ様が筆頭ですか。
アシュラ:いや、一応ディリーパを筆頭ということにしておこう。クリシュナの想い人だからな。だが言っておくが、私の方が絶対クリシュナのことはよく知ってるぞ。大親友だからな。
ナッシュ:所詮、恋人の前では自分をつくろいますからね。
アシュラ:クリシュナの唯一の欠点があれだな。ディリーパなんぞのどこがいいのやら。私にはさっぱりわからん。
ナッシュ:で、他のご友神は?
アシュラ:アンシュマットと、それにネリティ、ガルーダ。この三神とは特に仲がいい。他の神との関係も良好だ。光も闇も中立も関係なくな。
ナッシュ:これにはいろいろと事情もありまして……
アシュラ:ま、機会があったら小説にでもするか。

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