会誌-「サークル水月会誌 第1回」

■ §1.2  七要素
■ §1.2.1  術法

マニュアル・改に転載



■ §1.2.2  神王


 ●「○部神」とは?
    神王の属性をあらわす。属性というのは、神王の司っている力が
    主に七要素のどれであるかということであり、神王の居城の所在地でもある。
    各部に八神ずつが存在する。

 ●独立精霊王とは……?
    特定の神王に従属せず自分の居城を持つ、精霊専門の精霊王。
    独立精霊王配下の精霊は比較的他の精霊より扱いやすく汎用性がある
    という特徴をもつ。



■ §1.2.2.1  天部神  独立精霊王:セレネ、ルナ


序列 名        称号  居城    地位  性別 配下の精霊王       
 一神 ディヤウス    至高神 天界・至高城 天帝  男   ──
  司るもの:光、太陽、陽光、王権、支配、天命、高いもの、仁徳、文民支配
 二神 インダラ     雷神  地界・地帝城 地帝  男   ──
  司るもの:闇、太陰、影、雷、弱肉強食、邪悪、天罰、裏面、偽(人為) 
 三神 ブラフマー    始祖  ──     ──  ──   ──
  司るもの:創造、根源、始祖、樹木、広がり、繁栄、子孫 世界樹を擬神化したもの
 四神 マンジュスーリー 智謀神 天界・    参謀長 男   ──
  司るもの:知識、頭脳、賢者、書物、文字               
 五神 アミタバ     秩序神 天界・    参謀  男   ──
  司るもの:秩序、序列、順序、数、整理、数字、数学、騎士、儀礼、不文律
 六神 ラーヴァナ    支配神 地界・    参謀長 男   ──
  司るもの:支配、束縛、権力、支配者、皇帝、独裁
 七神 シュリー     誓約神 天界・    将軍  女   ──
  司るもの:誓約、騎士、制約状、印、成文法              
 八神 ゴールヴァルダナ 凶運神 地界・    将軍  男   ──
  司るもの:不幸、悪運、戦争                                                          


     星薬会のティターニアとメルリーラは、ブラフマーを信奉している。
     マンジュスーリーの神将・神狐シャルはシャル族の祖神。



■ §1.2.2.2  空部神  独立精霊王:クリュート


序列 名        称号  居城     地位 性別 配下の精霊王      
一神 ユガ       周期神  螺円宮    ──  男   ──
 司るもの:周期、暦、歴史、くり返すもの                
二神 ガンダルヴァ   楽師神  天界・宝曲宮 楽師  女   ──
 司るもの:音楽、旋律、楽器、薬師                   
三神 ナタ       舞踏神  天界・金環宮 舞姫  女   ファナ
 司るもの:舞踏、敏捷、跳躍、情報、間諜、盗賊              
四神 シャリヤーティ  結界神  氷樹城    ──  男   フェンリル
 司るもの:結界、封印、境界、氷                       
五神 マヘーシュヴァラ 大自在神 天界・    参謀  女   ──
 司るもの:(すべての悪・迷いなどからの)自由             
六神 ナラカ      自由神  地界・    参謀  男   ──
 司るもの:(すべての束縛からの)自由                 
七神 ラーダー     美麗神  天界・綺羅宮 参謀  女   ──
 司るもの:美、美人、理性、花、華やかさ、繁栄            
八神 スマティー    争神   地界・坂返城 将軍  女   ──
 司るもの:闘争、暗躍、陰謀、叛逆、裏切り、疑心暗鬼                              


     ナタ神の神殿は蜘蛛会との関わりが深い。



■ §1.2.2.3  火部神  独立精霊王:サラマンドラ


序列 名       称号  居城     地位 性別 配下の精霊王         
一神 アシュラ    闘神  天界・火炎城  大将軍 女 フェニックス、ヴァル
 司るもの:戦い、強さ、孤独、剣、破壊による再生と浄化、二面性 ↑キュリア、
二神 アグニ     炎神  地界・業炮城  大将軍 男   ──アンギラス
 司るもの:炎、破滅                         
三神 マハーカーラ  厨房神 人界・メール山 炊師  男   ──
 司るもの:厨房、食事、糧食、包丁、かまど、酒、火山         
四神 カーリー    狂闘神 地界・嬌喜城  将軍  女   ──
 司るもの:狂気、逃避                        
五神 ビーマ     仁義神 遊侠拠     ──  男   ──
 司るもの:仁義、陽気、宴会、契約、酒                
六神 アディティ   狂熱神 地界・     将軍  男   ──
 司るもの:熱、情熱、性欲、娼夫                   
七神 アンシュマット 再生神 天界・     将軍  男   ──
 司るもの:再生、生命力                       
八神 ドゥルガー   魅惑神 地界・     舞姫  女   ──
 司るもの:怪しい美しさ、誘惑、耽溺、娼婦                                          


     私、アシュラの神将のひとり、神鷹ツァーラはツァン族の祖神。
     マハーカーラはメール山に身を変えている。メール族の宗神。



■ §1.2.2.4  地部神  独立精霊王:サイラ


序列 名          称号  居城     地位  性別 配下の精霊王 
一神 パールヴァティ    農耕神 天界・秋助城 将軍   女 ヴェス
 司るもの:大地、農業、土、育成、五穀                  
二神 ソーマ        医薬神 天界・緑蘇宮 薬師   女 レータス
 司るもの:薬草、医学、治療、殺傷、植物                  
三神 シヴァ        破壊神 地界・    将軍   男   ──
 司るもの:破壊、粉砕、完全勝利                      
四神 ヴィシュヌ      保持神 衡秤城    ──   男   ──
 司るもの:保持、維持、継続、停止、否定                  
五神 ヴィシュヴァカルマン 造物神 天界・万一匠 創師   男   ──
 司るもの:創作、鍛冶、造形、芸術                     
六神 プリティヴィー    腐乱神 地界・    参謀   女   ──
 司るもの:腐敗、枯死、還元、循環、肥沃                  
七神 ネリティ       護神  天界・守天城 近衛将軍 男   ──
 司るもの:守護、保身、護身術                       
八神 ラクシャサ      詐欺神 地界・弄砂城 参謀   男   ──
 司るもの:詐欺、搾取、言葉による不幸、ほめ殺し                                   


     ソーマ神は医薬神だが、星薬会におされてセルフィアーでは影が薄い。



■ §1.2.2.5  水部神  独立精霊王:アンディーナ


序列 名       称号  居城    地位  性別 配下の精霊王       
一神 ヴァルナ    司法神 天界・斥厳宮 参謀   男   ──
 司るもの:法、法律、裁判、正義、処罰                
二神 ナーガ     御竜神 天界・水晶宮 水軍将軍 男 ナーイアド
 司るもの:気象、戦争、海、湖、池、沼、水               
三神 クリシュナ   狩漁神 天界・采汲宮 弓軍将軍 男   ──
 司るもの:狩猟、漁撈、自然秩序、悠々自適、隠者           
四神 ディリーパ   慈愛神 天界・銀鈴宮 参謀   女 アプサラス
 司るもの:恋愛、憐憫、清らかさ、優しさ、沢              
五神 パルジャニア  降雨神 <令+瓦>壺城──   男   ──
 司るもの:雨、二面性、恵み、災害、洪水、旱魃、豊穣         
六神 サラスヴァティ 弁才神 天界・虹絶宮 参謀   女   ──
 司るもの:弁舌、饒舌、言葉                     
七神 カーリヤ    操竜神 地界・龍鎖城 将軍   男   エルフーラ
 司るもの:海、航海、航路、海の死者                    
八神 ガンガー    洪水神 地界・波浪城 将軍   女   ドリュアス
 司るもの:洪水、破壊、津波、三角州、大河、海、河口                              


     ナーガ神の神将・黒竜ナンダはナーラダ族の祖神。
     クリシュナ神の神将・銀狼トゥルクはトゥー族の祖神。



■ §1.2.2.6  風部神  独立精霊王:シルフィード


序列 名      称号   居城    地位  性別 配下の精霊王       
一神 ガルーダ   飛翔神  天界・天空城 空軍将軍 女 ウィンザ
 司るもの:鳥、風、翼、自由、戦争、天馬               
二神 カラヴィンカ 歌神   天界・詞晶宮 歌師   女   ──
 司るもの:鳥、歌、詩、声、交流、伝承、伝説             
三神 ハヌマット  順風耳神 風麟城    ──   男 イーズ
 司るもの:聴覚、耳による情報、声、音、語り            
四神 ルドラ    暴風神  地界・殲烏城 将軍   男   ──
 司るもの:暴風、破壊、混乱、乱世                  
五神 ヴァーユ   名誉神  殊勲城    ──   男   ──
 司るもの:名誉、忠誠、名前、命名、銘                
六神 タクシャカ  混沌神  地界・万華宮 参謀   女 モルフェウス
 司るもの:混沌、混合、不純物、妥協、夢、幻覚、虚像          
七神 パーンドゥ  遁走神         ──   男   ──
 司るもの:遁走、自由、逃亡、妥協、回避、非難            
八神 マルト    竜巻神  地界・翳烏城 将軍   男   ──
 司るもの:竜巻、破壊、螺旋、浮上                                                  





■ §1.2.2.7  人部神  独立精霊王:リィル


序列 名      称号   居城    地位 性別 配下の精霊王       
一神 クベーラ   蓄財神  天界・宝双宮 参謀 男   ──
 司るもの:富、商売、財産、貨幣、蓄財、結婚           
二神 ラクシュミー 幸運神  天界・宝双宮 参謀 女   ──
 司るもの:幸運、運、偶然、子宝、繁栄、結婚           
三神 カーマ    愛神   天界・    参謀 男   ──
 司るもの:熱愛、(男女間の)愛                 
四神 ハーリーティ 母神   天界・    参謀 女 グリーフィ
 司るもの:母子愛、兄弟愛、子宝、繁栄、家族愛           
五神 イシャーナ  千里眼神 鏡色城    ── 女 コール
 司るもの:視覚、目による情報、実体、色、記号、未来視     
六神 ヤマ     閻羅王  地界・獄条城 将軍 男   ──
 司るもの:死、滅亡、死者の裁き                 
七神 ダイティヤ  復讐神  地界・    将軍 男   ──
 司るもの:復讐、憎悪                      
八神 ヤミー    転輪王  地界・    参謀 女   ──
 司るもの:転生、終わり、取り替え子<チェンジリング>(突然変異)         




アシュラ:以上が五十六神王だ。
まあ、司るものなんかはこれで全部ってわけじゃないし、別称などを考えてくれるのも大歓迎だな。
ナッシュ:あとは神将ですね。
アシュラ:うん、そうだな。とりあえず私の部下とかナーガ神の配下などは固まってきているようだが、他神の神将はほとんど決まっていないらしい。それを決めていくのもまた一興。
ナッシュ:それから、神王でなく神将を信仰したいという奇特な方は、それもOKですよ。
アシュラ:さて、今回はこう表で流してしまったわけだが、私を見ても分かるように、神王はブラフマー以外完全に人格神だからな、それぞれ教義というものがある。その辺は次回以降で順次紹介していくことにしよう。

神性術法の使い方を解説しておく。
神性術法を使うためにはまず神語を学ばねばならん。教典を読んだり書いたりするためにも神語は必要だから、神官たる者、読み書き会話、全部できて当然だな。
まあ、私のように有力で勤勉で心の広い神だったら、人界の日常言語だろうが心語だろうが、術者の思念の強さによっては力は送るが。
んで、祈りが居城に届くと、それに応じてみあうだけの力を返送する。それをどう使うかは術者の勝手だが、神王の属性や性質や教義に沿った効果しか発現しないんで、そこのところをよく考えて使うことだな。
ナッシュ:信仰っていうのは基本的に、自分を、アシュラ様ならアシュラ様に同化しようとすることですからね。わざわざそれに反したことはしないとは思いますが……。



■ §1.2.3  精霊

  精霊は基本的には七要素そのもので、神界(天界と地界)を満たしている。
  精霊を統べるのが精霊王<エレメンツ>であり、精霊王の居城を通して
  人界に召喚されると、居城ごとに異なった精霊となり、
  それぞれに特有の形態をとり、特有の働きをもつ。
  七要素の状態の精霊をエーテルといい、人形あるいはそれに準じる形態をとった
  精霊をニンフといい、それ以外をフィアルという。
  ちなみに精霊王はふつう人形をとっている。
  表中の性別というのも精霊王の性別である。


 名       属性         性別 形態  司るもの                            
 セレネ     光(天)       女 光球  月、闇の中の光、周期
 ルナ      闇(天)       女 闇球  月、光の中の闇、周期
 ブローネ    天[アミタバ]    男 人形  建物、秩序
 クリュート   空          男 無形  虚無、透明、姿なきもの
 ファナ     空[ナタ]      女 不定形 変化するもの、氷、周期
 フェンリル   空[シャリヤーティ] 男 氷狼  氷、扉、封印、因習、閉塞
 フェニックス  火[アシュラ]    男 不死鳥 火、炎、浄化と再生
 サラマンドラ  火          男 火蜥蜴 炎、噴出
 アンギラス   火[アシュラ]    男 人形  炎、怒り、激情
 サイラ     地          男 不定形 土、大地
 ヴェス     地[パールヴァティ] 女 土蚯蚓 土、大地、田畑、農業、めばえ
 レータス    地[ソーマ]     女 樹木  植物、森、樹木、草原、成長、繁殖
 ドリュアス   地[ガンガー]    女 草   草木、魅了、境界
 アンディーナ  水          女 人形  水、淡水、純水
 ナーイアド   水[ナーガ]     女 魚   水、海、湖、海水、周期、波、生命
 アプサラス   水[ディリーパ]   女 人形  水、清純、純粋、結晶
 エルフーラ   水[カーリヤ]    男 水海月 濁水、混迷、好奇心、汚染、腐敗
 シルフィード  風          女 人形  風
 ウィンザ    風[ガルーダ]    男 翼人形 風、嵐、旅
 イーズ     風[ハヌマット]   女 鳥   風、聞き耳、音、諜報
 モルフェウス  風[タクシャカ]   男 蝶   夢、混沌、虚像、幻覚
 リィル     人          男 人形  好奇心、困惑、孤独
 グリーフィ   人[ハーリーティ]  女 人形  悲しみ、錯乱
 コール     人[イシャーナ]   女 透明球 目、心の中、偵察、遠見
 ヴァルキュリア 人[アシュラ]    女 人形  勇気、元気、闘志                       




ナッシュ:で、精霊術法の使い方ですが。
アシュラ:まず、儀式によって精霊を召喚しておく。とりあえず今はレベル制を採用していないが、採用したときには、1レベルにつき1体ずつ保有できるものとする。
儀式の内容は、神語で精霊王の居城に訴えかけ、精霊を1体借り受けるというものだ。だから、精霊術法を使うためには、この時の召喚の言葉を覚えなきゃならん。もっとも神語が必要なのはこの時だけだから、神語自体を学ぶ必要はないぞ。
ナッシュ:精霊王の居城ごとに神語は異なります。だからって25種類必要ってわけじゃないんですけど。というのは、アシュラ様がお一人で3神も精霊王を従えているので。しかもそのうち1人は属性も違うのに。
アシュラ:ガンガーだって別の属性の精霊王を配下にしてるだろ。それに3人とも、別に私が拐かしたわけじゃないぞ。向こうから寄ってきたんだ。
…それで、召喚した精霊には精霊王から名前が与えられ、以後はその名前で精霊を「縛る」ことができる。術を使うときには、術者の霊力を名前にこめて呼びかけることによって、精霊を操るのだ。
基本はこれだけだ。熟練してくると、精霊王配下の上級精霊とかいうものも出てくるかもしれない。
ナッシュ:そこまで決まっていて、どうして術リストができないんでしょうね。
アシュラ:それは言っちゃいかんお約束だろ。



■ §1.2.4  属性


アシュラ:七要素といえば忘れちゃいかんのが属性だな。
前述の通り、ザラスではすべてのものが七要素で構成されている。七要素の比率や濃度の違いが、万物を生み出すわけだ。こっちの世界で、素粒子の配列が物質の構成の基をなすのと同じことだな。
その比率や濃度の違いを、特に人間や神のような知的生物について言うとき、属性という指標が用いられる。これは個人を構成する七要素をエネルギー量に換算し、比の形で表したものだ。セルフィアーでは部族ごとに明らかな傾向の差があって、平均値は次のようになっている。


 部族       要素/ 地  水  風  火  天  空  人  
 ナーラダ族       10 23  8 17 14 16 12
 ツァン族         8 10 14 23 12 17 16
 トゥー族        16 17 12  8 10 14 23
 シャル族        14 16 17 12 23 10  8
 メール族        17 12 10 16  8 23 14
 アプシーズ=エルフ   23  8 16 14 17 12 10
 ナルス         14 15 14 15 14 14 14  



ナッシュ:質問。
アシュラ:おう。
ナッシュ:セルフィアーの住人って、みんな完全に人形をしてますよね。妖人はちょっと耳が変わってるけど、別に背に翼が生えてるのもいないし、体に鱗が生えてるものいない。医学的にも似たようなもの。なのに、どうしてこんなに属性に差があるんですか?
アシュラ:それはだな、人間など知的生物の場合、肉体を構成する気は個体全体の半分ぐらいしかないからだ。だからほとんどこの属性というのは、魂の違いを表しているものと思ってくれ。
また、これはあくまでも統計的な平均だ。個人差はもちろんある。
ただ、この平均値ぴったりの属性をもつ者は、まさに以下の表にある通りの髪・瞳・肌の色をしているのでまわりから「ナーラダらしい」「トゥーらしい」(etc)人間だと言われてちやほやされることであろう。
       
   部族       体色/ 髪   瞳    肌         
  ナーラダ族       漆黒  翡翠石  竜卵色
  ツァン族        土色  琥珀色  淡褐色
  トゥー族        白銀  青紫色  象牙色
  シャル族        栗色  真紅色  小麦色
  メール族        丹朱  黒曜石  明褐色
  アプシーズ=エルフ   黄金  若草色  藤黄色
  ナルス         黒〜茶 黒〜茶  雪白〜淡褐色  





■ §1.2.5  遺伝


ナッシュ:これは属性にもかかわることですが、遺伝に関してはどうなるのでしょう。
アシュラ:メンデルの法則は通用しない。それは確かだな。
とりあえず、混血種(いわゆるハーフ)ってのは存在しない。人間と神人、神人と他の部族の神人との間では、同種族間と全く同じように子供を産むことができるが、その場合、一般に、二種の神人の間に生まれる子供は、必ず両親のうちどちらか一方の部族を受け継ぐことになる。つまり、ナーラダの父親とトゥーの母親の間に生まれた子供は、ナーラダかトゥーのいずれかとなるわけだ。ちなみに部族間に遺伝の優劣はないので、どちらになるかは五分五分だが、子がおなかの中に居る間の環境により、例えば周囲にいる人がナーラダばかりだったりすると、その影響を受けるといわれている。人間と神人の場合なら、神人の方の部族を受け継ぐことになる。
ナッシュ:部族に関係のない、たとえば顔立ちなんかは、部族を受け継がなかった親の方により似るともいわれています。
アシュラ:妖人には生殖能力はない。だがティターニアとメルリーラの力で秘術をおこなって、2人の妖人の髪から子をつくることができる。ちなみにこの二人っていうのは男と女じゃなくてもかまわないんだな実は。1人でも3人でもいい。ただ、一人だとまるっきりクローンだし、ってんで人界の人々にあわせて2人と定めたらしい。
この術は他種族にも有効なのだが、やはり腹を痛めて生んでこそ子への愛情も増すというものだろう。だからよほど長く子が産まれないとか、または妖人と他種族の子をつくるときにしかおこなってくれない。この場合、種族の規定については、神人に準ずる。つまり神人と妖人の間に優劣はなく、人間と妖人の場合、妖人になる。
ナッシュ:現在のところは、異種族結婚はそんなに多くありません。が、これから増えることでしょうし、境界地域ではないわけではありません。実際、キャラクターの設定で、父親と母親の種族が異なるという人もいました。
アシュラ:姓は、原則的に父親のものを受け継ぐことになる。ちなみに夫婦別姓だ。結婚して同居していても、改姓することはまずない。



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