会誌-「ザラスMCPG マニュアルvol.1」
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■ あとがき ついに、ここまで来た。 感無量とはこのことだ。光が見えそうな気さえする。 あとがき、が書けるんだ! やっと!! あとがきが書ける日が来ることは、半ば以上信じていなかった。 執筆中も、「こりゃ駄目だろうな……」と思ったのは十度や二十度ではすまない。 何せ、あれだけ派手に宣伝していたにも関わらず、マニュアルの執筆度といったら、年が明けても表紙・中表紙・裏表紙しかできていなかったというほど、冗談抜きで低かった。 大まかな構想はあった。キャラクター作成、進行、世界観、この世界観の中に、部族ごとの短い小説を入れて……。その程度のものだったが。それで、気づいたら年が明けていた。 10日までに出す、と安請け合いしたことを後悔した。10日までに相手に届けるためには、最低8日までには完成していなければならない。ところがそう考えると、一日に一本小説を書かないと、追いつかない、という計算になるのである。いかんいかん、気合いを入れねば。そこへ謀ったように風邪をひいた。 新年早々である。親兄弟がみな家にいるから看病はしてもらえる。熱があったが、私は寝ては起き、小説を書いて、またばてたら寝る、いうことをくり返しながらともかくも一日に一本小説を書いた。ナッシュがうわごとみたいなもの、と言っているのは決して過大な表現ではないのだ。 こういうような経緯をたどってできた本なので、内容の粗さはおおいようがない。 結局、ザラスMCPGとは何であるのか、ということが見えてこない。 マニュアルとしては失格なのかもしれないが、私はこれはこれでいいと思っている。どうせメイルゲームとは何か? なんてぶってみたところで仕方がないのだから。 指向性は一応「歴史をつくる」「歴史を組み立てる」という方向で行きたいと思っているが、不満ならねじまげてくれてもかまわない。こういうタイプのゲームは結局はプレイヤーまかせである。小説執筆は私だが、私がいくら「でっちあげ」が好きだからといっても、原案が来てくれないとふくらましようがないのである。 あと、小説のことであるが、アプシーズ=エルフのものだけ人界以外に神界は火炎城のもようも出てくる。が、これはオプションということにしておきたい。できれば今回のプレイの舞台は人界だけにとどめておこう。そうしないとファンタジーではなくSFの世界観になってしまうので。だったら何故書いたのかというと、単なる筆の勢いである。 と、なにやら思いつくままにつらつら書いているが、明日から新年の授業が始まるのでここらへんで打ち切っておこう。まだ何か書こうと思えば書くべき事はあるが、きりがないので。 では、今年一年間の皆様のご健勝とご幸運をお祈り申し上げます。 マスター 玉英 |
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