| アシュラ: | 聞き慣れない言葉だよなあ。 |
| ナッシュ: | 当然ですね。マスターの造語ですから。 |
| アシュラ: | CPGとは、[キャラクタープレイングゲーム]の略だ。 |
| ナッシュ: | RPGは、[ロールプレイングゲーム]ですよね。 |
| アシュラ: | そう。一文字しか違わない。要するにあまり変わらないということだな。 |
| ナッシュ: | 一文字違いでも、IBMとPBMでは海と水道管ほど違いますよ。 |
| アシュラ: | まあ、そういうこともあるが、この場合はあまり変わるまい。 |
| ナッシュ: | RPGは直訳すると「役割を演じる遊び」ですよね。CPGは「人物を演じる遊び」ってことですか。 |
| アシュラ: | まあ、そうなんだが。RPGってのは得意不得意をデータ化した「職業」とか「技能」とかによって各キャラに役割が割り振られているだろう。それに従ってパーティーが運営されていく。だが、このザラスCPGにはそれがない。少なくとも、今まではそうだった。パーティー組んで、みんなでわいわい……というよりは統治組織のどこそこに属して……という感じだったからな。 |
| ナッシュ: | そうですね、数値データは能力値だけでした。術法を使う人とかは自己申告してましたけど。 |
| アシュラ: | これから技能とかそういうデータも追加されていくことになるが、それでもRPGという名前にはしない。なぜかというと、このザラスの中ではそういうデータはあくまでも個人の性質をあきらかにするためのもので、役割を定義するものではないからだ。もちろんRPGプレイも可能にはなるだろうが。 |
| ナッシュ: | 要するにですね。CPGというのは人物をつくっていくゲーム、なわけです。RPGのキャラメイクの延長というか何というか。ま、基本的に一人遊びですね。それを手紙を通して他のキャラやマスターの時代設定なんかとからめてより深めていくという。 |
| アシュラ: | そして歴史をつくっていく。 ……あー、もうごたくはいいわ。 この辺に来るともう勘のいい人は気づいているだろう。 「PBMって要するにそういうもんなんじゃないの?」 そのとおりだ。CPGって名前をつけてるからといってどうということはないのさ。CPGってネーミングはマスターが畷で「RPGって何なんだろう?」とか真剣に考えてた頃の名残だ。あまり気にしないでやってくれ。 |