会誌-「ザラスMCPG マニュアル・改」

■ §0.1  CPGって何じゃらほい……サークル水月活動状況

アシュラ:聞き慣れない言葉だよなあ。
ナッシュ:当然ですね。マスターの造語ですから。
アシュラ:CPGとは、[キャラクタープレイングゲーム]の略だ。
ナッシュ:RPGは、[ロールプレイングゲーム]ですよね。
アシュラ:そう。一文字しか違わない。要するにあまり変わらないということだな。
ナッシュ:一文字違いでも、IBMとPBMでは海と水道管ほど違いますよ。
アシュラ:まあ、そういうこともあるが、この場合はあまり変わるまい。
ナッシュ:RPGは直訳すると「役割を演じる遊び」ですよね。CPGは「人物を演じる遊び」ってことですか。
アシュラ:まあ、そうなんだが。RPGってのは得意不得意をデータ化した「職業」とか「技能」とかによって各キャラに役割が割り振られているだろう。それに従ってパーティーが運営されていく。だが、このザラスCPGにはそれがない。少なくとも、今まではそうだった。パーティー組んで、みんなでわいわい……というよりは統治組織のどこそこに属して……という感じだったからな。
ナッシュ:そうですね、数値データは能力値だけでした。術法を使う人とかは自己申告してましたけど。
アシュラ:これから技能とかそういうデータも追加されていくことになるが、それでもRPGという名前にはしない。なぜかというと、このザラスの中ではそういうデータはあくまでも個人の性質をあきらかにするためのもので、役割を定義するものではないからだ。もちろんRPGプレイも可能にはなるだろうが。
ナッシュ:要するにですね。CPGというのは人物をつくっていくゲーム、なわけです。RPGのキャラメイクの延長というか何というか。ま、基本的に一人遊びですね。それを手紙を通して他のキャラやマスターの時代設定なんかとからめてより深めていくという。
アシュラ:そして歴史をつくっていく。
……あー、もうごたくはいいわ。
この辺に来るともう勘のいい人は気づいているだろう。
「PBMって要するにそういうもんなんじゃないの?」
そのとおりだ。CPGって名前をつけてるからといってどうということはないのさ。CPGってネーミングはマスターが畷で「RPGって何なんだろう?」とか真剣に考えてた頃の名残だ。あまり気にしないでやってくれ。


ナタ・エイラ姫


アシュラ:それより、今サークル水月では何をやっているのか、を話した方が早いだろうな。
ナッシュ:そうですね。体制変えますしね。
アシュラ:これまでは、プレイヤーの皆さんにキャラクターを一人ずつ作ってもらい(NPCって形でたくさん作ってる人もいるが)そのキャラクターにとらせたい行動(アクション)を一か月(ゲーム時間で)ごとに送ってもらって、それをもとにマスターが小説(リアクション)を返してた。それが六回まで続いたが、マスターが力尽きた。
ナッシュ:総まとめ本を読んでもらえば早かったんですけどね。
アシュラ:それは言うな。んで、これからはプレイヤーの中からサブマスターを募って、それぞれの書きたいことを書いてもらう。六回もやれば、みんな、ザラス世界についての一通りの知識とそれなりの世界観は身についてるからな。今、四人ほど名乗りをあげてくれている。
ナッシュ:要するにみんなでザラス世界をつくっていこうということですね。
アシュラ:そういうことだ。RPGとかでは、ゲーム目的は「みんなで楽しむ」ことであって世界観はそのための味付け、調味料、トッピングにすぎないが、(←異論もあるだろうがマスターの定義ではこうなる)ザラスMCPGではどちらかというと世界観そのものをつくっていくことに重点が置かれていると思ってくれればいい。
ナッシュ:そうだったんですか?
アシュラ:そうなの! 話がややこしくなるツッコミはひかえろ、ナッシュ。

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