会誌-「ザラスMCPG マニュアル・改」

■ §2.3  統治機関

ナッシュ:さて、邑という言葉が出てきましたが、そもそも邑とは一つの集落をさす言葉です。「むら」とも「くに」とも読みます。大きさに関係なく、人の住居のひとまとまりを邑というわけです。十戸の家がまとまっていても邑だし、一万戸がまとまっていても邑。この時代、統治は基本的に邑ごとに行われています。都市国家という言い方もできますね。
アシュラ:ギリシアのポリスのような……
ナッシュ:そういう言い方もできますか。だいたい千戸邑(人口千人以上の邑、中邑ともいう)以上になると邑宰、要するに領主のようなものがいて邑を統治しています。
アシュラ:国、っていうのもあるな。
ナッシュ:国という概念は、セルフィアーでは最近になって出てきたものですね。
アシュラ:いくつかの邑をまとめて統治するのが国だ。で、国を束ねるのが王。つまり、王を称するというのは邑を複数領有するぞという意思を表明したと同じことなのだな。
ナッシュ:それで戦乱の時代が訪れた、と。
アシュラ:そういうことだ。ま、とりあえず基本的な統治機構を。


▼基本語句

[議]統治機構全体をさす。幕府とか藩とか国会とか内閣とか県庁とか、とにかく
   ああいう公機関のひとまとまりといった感じ。邑議ともいう。

[廷]議に同じ。王国の場合。王廷ともいう。

[宰]議の長。邑宰ともいう。
   キーサ王国の場合は王宰ともいい、王の権力を委譲され代行する王族。
   その他の王国の場合、王を補佐し政治を司る者。相ともいう。

[吏]議に属する者をさす。この意味の場合、官吏ともいう。
   また、議の部署の大きなものひとつひとつをさす。

[丞]補佐官、副官。邑宰丞、などというようにふつう長官の官名と共に使うが、
   長官の官名が○○(部署名)長という場合、兵吏丞、などというように部署名
   と共に使う。

[長史]丞に同じ。キーサで使う官名。


▼一般的な邑制

邑制表


アシュラ:詳しくは会誌やリアクションを……
ナッシュ:だから、総まとめ本落ちたんですって。
アシュラ:そうだった。あーあ、やりにくいったら。

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