【第2回声優公募】主役部門詳細 キャラクター・セリフリスト


応募受付期間:20051015日(土)20051030日(日)
選考結果発表日:2005111日(火)



主役部門では、以下のキャラクターにエントリーできます。


01
赤の霊珠 トゥア
トゥア
霊珠
(0外見8歳)
セリフ/資料
02
青の霊珠ルア
ルア
霊珠
(0外見8歳)
セリフ/資料
03
ラーン・シェリカ(シェシェ)
シェシェ
ゴリウスの妹
(女・13歳)
セリフ/資料
04
ラーン・ゴリウス
ゴリウス
独立軍戦士
(男・23歳)
セリフ/資料
05
ユード・ナティ
ナティ
独立軍戦士
(女・24歳)
セリフ/資料
06
前封務卿 カナ=エクスタ
カナ
前封務卿
(女・当時16歳)
セリフ/資料

エントリーに必要なのは、

 ・エントリーするキャラクターのセリフリストにある、7つのセリフ

です。その他、任意で
 ・あなたのアピールになるようなボイスファイル
 ・あなたのwebサイト
 ・過去に参加した作品(ネット上で無料公開しているものに限る)
なども提示していただければ参考にします。
※キャラクターエントリー用以外のボイスファイルは、適当なファイル名をつけて、キャラクターのセリフと同梱してアップロードしてください。
※あなたのサイトに関しては、スタッフ名簿にURL欄があるのでそこに書き込んでください。
※参考作品・サイトのURLは、メールで送るかスタッフ掲示板に書き込んでください。


採用が決定した方に、改めて本編のセリフをアフレコして送っていただきます。


キャラクター毎のセリフリストと、性別、性格、声に関する要望などを
記しておきますので、演技の際参考にしてください。
通しの台本は、こちら(暫定版)
キャラクター表情見本



 01   赤の霊珠 トゥア (0外見8歳)

赤の霊珠 トゥア
>>詳細
  

人工知性体、帝国の最終兵器・霊珠の第1号、赤の霊珠。トゥアとは共通語で赤の意味。ガルがその場の思いつきでつけたコードネームなので、センスもひねりも無いですが、本人は気に入って大事にしています。
戦闘を第一目的として作られた単機能霊珠であるため、敵と判別した者には容赦なく、味方指揮官への恭順度がきわめて高い、要するにガルに異常になついており他の者が近づくと誰彼かまわず噛みつきます。ガルが「兵器」として扱わないばかりか「軍人」としての教育も怠ったので、帝国より「ぼくらの隊長」が大事です。
基本設定以外の思考・性格パターンや外見設定などに関しては、ガルの記憶からインスパイアされてつくられており(→cf,1話)、彼の言動はガルの失った記憶に密接に関連しています。
彼の思考パターンについては、1話のedの歌詞も参照してください。

戦闘形態外見8歳程度、精神年齢は8-11歳程度。無邪気で直情、すぐ泣く、すぐ怒る。
状況に応じて機能、能力を変化させることができます。戦闘時の武器の形状は銃、火炎放射器、脚部の斧状の刃など。

★選考用セリフリスト
ファイル名内容備考
ET101「えええええええええ!」不満の叫び
ET102「隊長、大丈夫かなぁ……」別の場所にいるガルの身を心配して
ET103「コード・アシュラ!」戦闘モード発動コマンド。技っぽく叫んでください
ET104「コード『イシャーナ』が、消えた……隊長が危ない!」呆然と
ET105「ぼくらの隊長を……許せない!」ガルを襲った敵に対し、抑え切れぬ怒りに燃えて叫ぶ
ET106「隊長ーーーーーー!!!」ガルが意識を失ったのをみて、絶叫
ET107「隊長っ……ほんとに、よかった……隊長……」意識を取り戻したガルを見て、喜びに泣きながらガルの腕にすがる



 02   青の霊珠ルア (0外見8歳)

青の霊珠ルア
>>詳細
  

人工知性体、帝国の最終兵器・霊珠の第2号、青の霊珠。ルア=青の意。戦闘力も有するが主に戦闘補助・作戦立案補助目的として作られた複合機能霊珠。
そのためトゥアに比べれば冷静で分析能力にすぐれている
…ように見えますが、基本設定以外をガルの記憶からインスパイヤされて作られたのも、兵器として扱われなかったのも同じなので、たいていの事柄でトゥアと同じ結論に達します。1話のedの歌詞参照

戦闘形態外見9歳程度、精神年齢は9-12歳程度。状況に応じて機能、能力を変化させることができます。戦闘時の武器の形状は剣、氷塊、氷針などを好みます。

★選考用セリフリスト
ファイル名内容備考
ET201「待ってください。ティエルダタン(地名)までの距離は、500ラウ(距離の単位)を越えていると思いますが……」作戦の欠陥を指摘、冷静に
ET202「えええええええええええ!」不満の叫び
ET203「我らの任務を忘れるな、トゥア」トゥアと、自分に言い聞かせる
ET204「コード・アシュラ!」戦闘モード発動コマンド。技っぽく叫んでください
ET205「トゥア、むちゃくちゃだ!これでは隊長殿まで……。隊長殿、しっかりしてくださいっ!」怒りにまかせて敵を追撃するトゥアを制止しつつ、倒れているガルの様子に動転している
ET206「おまえたちは……!まさか、我々の……兄妹!?」ブロスの霊珠たちを見て、激しく驚愕
ET207「軍による、プロテクトです……おそらく、統帥閣下みずから……。止めるすべはありません……隊長殿。ご無事で……」システム強制停止をくらって、化身が解け珠に戻ってしまう。人間にたとえると仮死状態になる、その途中で、苦しげに。



 03   ラーン・シェリカ(シェシェ) (女・13歳)

ラーン・シェリカ(シェシェ)
>>詳細
  

ゴリウスの、血の繋がらない妹。
行商人がナーラダの滅びた村で拾った子で、ゴリウスの父親に預けられ、兄妹として育ちました。ゴリウスが戦士として独立軍に参加してしまったので、使鬼(精霊使い)としての修業を積んで、後を追って来ました。

目の精霊で偵察と隠形の力をもつ「コール」と水の精霊で治癒の力をもつ「ナーイアド」の2種類の精霊が使えます。戦闘能力はいまいちですが、帝国以外では術の体系が確立していないこの時代には貴重な能力の持ち主であるので、独立軍に参加を許されます。

純粋素朴などこにでもいるような女の子。はにかみやで人見知りなところもありますが、そこは兄を慕う気持ちで乗り切ってしまう強さもあります。かないそうにない相手を前にすると即逃亡、逃げ足の速さは誰にも負けません。

曇りのない大きな瞳と子犬っぽい上目遣いの表情?、雰囲気がガルの死んだ弟に似ているために、ガルの精神に混乱をもたらすことになります。が、これは彼女自身の意志・能力とはまったく関係ありません。

田舎育ちなので、あかぬけない感じが出ているといいかなと思います。
男性声優は不可です。

★選考用セリフリスト
ファイル名内容備考
ET301「おにいさまー、おにいさまー、……もー、おにいさま、どこに行かれたのかなあ」ゴリウスを探している
ET302「ああっ……帝国兵!」ガルを見て。激しく驚愕&恐怖
ET303「アルオっ(精霊の個体名)!私の姿を隠してっ!」隠形の呪文、叫ぶ
ET304「だって、わたし、使鬼(しき、精霊使いのこと)だもん。ほら、コールとナーイアドが使えるようになったんだよ?充分、おにいさまのお役にたてるとおもうー」ゴリウスに、故郷に帰れと説得されての反論。口をとがらせて
ET305「おにいさま、……このひと、誰?」ナティと初めて会って。不審げに
ET306「違うの、おにいさま。あのひと、わたしを助けてくれたの。どうしてかは、わからないけど……」ガルを遠巻きに見ながら、ゴリウスに説明
ET307「ナティさん、安心して、おにいさまは私が守るから」ナティが戦列を離れることが決まったとき、ナティに向けて。ただしこの直後、シェシェもナティと共に行けと説得される



 04   ラーン・ゴリウス (男・23歳)

ラーン・ゴリウス
>>詳細
  

メール族一の戦士として、独立軍に参加している青年。
メール族はアフネリア東方の丘陵・森林地帯に住む牧畜の民。
彼らの信仰するのは聖なる山「メール山」であるので「山男」「山女」ともいわれます。
つまり「山男」は典型的なメール族の男という意味であり蔑称ではありません。

邑(大きな集落)の長の子であり、帝国のいう「蛮族」の中では育ちがいいほうですが、文化の差が激しいので、ガルなど帝国側の人間から見るとものすごくがさつで野蛮に見え(聞こえ)ます。昔の日本に喩えると、ガルが京都人ならゴリウスは薩摩か土佐の武士ってかんじでしょうか。
酒と旨いメシと賭事が大好きで、ナティとは男女の関係にあります。ロリコンではないので、シェシェにはいまのところ可愛い妹、以上の感情はありません。

色以外瓜二つのブロスとは対照的な感じが欲しいです。
ブロスは、エクスタ家を継げず苦労したとはいえ、帝国の軍学校を出たエリートなので、落ち着いた感じのキャラです。対し、ゴリウスは田舎で奔放に育っているので、感情表現が豊かです。特に怒りのセリフでは、荒々しく、または尊大な感じに演じて欲しいです。ただし、下っ端その1ではないので、下卑た感じにはならないように、よろしくおねがいします。

なおブロスの父親はゴリウスの長兄で、ゴリウスはブロスの叔父にあたりますが、ブロス、ゴリウス共に互いの存在を知りません。(4話で判明する)また、ブロスのしている腕輪は、もとゴリウスの兄がしていたもので、メールの戦士の証です。ブロスはそれと知らず、母親の形見として大切にしています。ゴリウスも同じ腕輪をしています。


女性の声優さん不可。また、ブロス役のさかとさんは応募不可です。

★選考用セリフリスト
ファイル名内容備考
ET401「へっ、よく言うぜ、帝国兵。おおかた、のぞきでもしてたんだろ。蛮族と言うが、どっちが姑息だ?」鼻で笑って、苦々しげに
ET402「次期天務(てんむ、地位の名前)……だと?雑魚かと思えば、大将首とはな……メール一の戦士、ラーン・ゴリウス、参るっ!」不敵に笑って
ET403「てめえには、恨みはねぇがな……五種の民(ごしゅのたみ、蛮族が自分たちをさして言うことば)と、おれの部族の未来のためだ。悪く思うなよ……」がっくりと膝をついたガルを見下ろして、同情するように、穏やかに
ET404「ふうん、言霊人(イシス)ってやつは、おれたちと同じ言葉をしゃべるんだな……」感心したように
ET405「シェシェ!?お前、こんなところに何しに来た、馬鹿もんっ!」驚愕と叱責
ET406「こりゃあ、兄貴の口癖なんだが……人間には三種類いる、男と、女と、それに戦士だ。男は愛を守って死ぬ。女は夢を守って死ぬ。戦士は幻を守って死ぬんだ、とさ」
ET407「がっはっは、そりゃ傑作だ!…そいつ、おれの甥っ子だぞ!おれの兄貴はなぁ、大昔スイモミスクに潜入して、右腕を落とされたんだ。まさか、青い歌姫さまを落としてたとは、恐れ入った!やるじゃねえか兄貴、あっはっは……」ブロスの存在を知って、腑に落ちたように。大笑いしながら



 05   ユード・ナティ (女・24歳)

ユード・ナティ
>>詳細
  

ツァン族一の戦士として、独立軍に参加している女戦士。
ツァン族はアフネリア南方の寒冷地帯の森に住む一族で、狩猟の民。
炎の神アシュラの神官で、炎の矢を射ることができる貴重な戦力です。
過去の怪我が原因で左の胸を切り落としており、その傷跡が羽をもいだように見えることから、「鷹の羽」の異名がつきました。鷹はツァン族の祖神でもあります。

常に冷静で、世の中を見下ろしたようなシニカルな物言いをしますが、それは彼女の性格というよりも立場によるところが大きいです。規律と仲間を何よりも重んじ、自分にも他人にも厳しくあろうとしている、大人の女性です。4話で身籠もっていることが判明して戦列を離れ、男女の双子を産みます。
凛とした張りのある声を希望します。

男性の声優さんは、不可です。

★選考用セリフリスト
ファイル名内容備考
ET501「ばかなひとね。私がいなければ今頃あなた、立派な焼き豚よ?気をつけることね」大火傷から回復して目が覚めたゴリウスに向かって、罵声
ET502「妹ぉ?この子が?どう見たって、メール族には見えないじゃない!」シェシェを初めて見て、驚愕と疑問
ET503「一族の未来のために、華々しく戦って、華々しく死ぬことが、私の使命。それが、『ツァン族一の戦士』ってこと。…要するに、故郷(くに)でもはぐれ者なのよ、私は。あの男…ゴリウスも、同じ筈だわ。だから一番共感できるし…一番信用できない」
ET504「恨み?そんなもの、ないわ。帝国は、私の故郷(くに)をどうこうしたわけじゃないもの。感情論を聞きたいなら、竜の戦士(りゅうのせんし)の息子あたりに聞くべきね」戦う理由を問われて、あっけらかんと答える
ET505「冗談じゃないわ!これまで、何の為に戦ってきたというの!これが最後の戦いになるのよ!私は……戦士よ!!いまさら、出るななんて!」身籠もっていることが判明し、出陣を止められて激しく反発
ET506「この子は、あなたの子よ。あなただって、いつまでも妹だなんて言い張るつもりじゃないでしょう?あいつは……いい男よ」生まれた子のうち一人をシェシェに託した時のセリフ。穏やかに、女性らしく
ET507「いつかこの子たちが出会ったとき、もしそれが戦場でも、胸を張って戦える子に育ててね。『独立の戦士』の子なんだから。……どちらかが生き残れば、必ず未来は繋がれる」生還したゴリウスとの別れの言葉



 06   前封務卿 カナ=エクスタ (女・当時16歳)

前封務卿 カナ=エクスタ
>>詳細
  

言霊人(イシス)の歌姫の少女。過去のシーンでのみ登場します。

2話では一言しか喋りません。3話の重要キャラクターです。歌います。

アフネリア七家議の中で、もっとも古い家であったエクスタ家の当主。代々歌によって歴史を伝承してきた高貴な血筋です。しかし彼女以降一族の誰にも子どもが生まれず、お家断絶の危機に瀕しています。
天務卿夫妻とは年齢が近いため比較的仲がよかったのですが、それも立場上のつきあい以上のものではなく、彼女が心を許せた人はいませんでした。

彼女は心の底ではあらゆる束縛から解放された自由な世界を強く望んでいます。しかしそれは決して許されないことも承知しており、人知れず思い悩んでいました。そこへ現れたのが、ひとりの蛮族の戦士でした。今まで出会った誰よりも自由にみえた男、彼との間にできたのが、ブロスだったというわけです。
帝国とイシスの絶望感と閉塞感を象徴する高貴な虜囚。世間知らずの天然系にみえて、思い詰めると何をしでかすか分からない、そんな危うさをもつお姫様。世を儚んでいるでもなく、投げやりになるでもなく、超越しているでもなく、「世の中を諦めきっている感」がほしいです。ミィン、シーリィとはっきり別人に聞こえることを希望します。


なお本来、イシスはイシス同士としか子どもはつくれません。敵と通じた事に加え、禁断の技に手を出したことが、彼女が封務の資格を失い投獄された理由です。

男性の声優さんは、不可です。

★選考用セリフリスト
ファイル名内容備考
ET601「わたしは、ただ…未来を」呟くように
ET602「あなたは、誰。ひょっとして、蛮族のかた?」少し明るめに
ET603「籠の中の小鳥はね。ずっとずっと、同じ歌を歌い続けるの。死ぬまで、歌い続けるのよ。それしか、許されないの……」歌うように
ET604「お願い、レミュ。この子に、どうか、未来を……」天務卿夫人・<a HREF=\
ET605「わたしたちの言葉は、もう死んでいる。毎日決められた言葉だけを唱えて、それで生きていると言えるのかしら。わたしの言葉は、どこにもないのに」
ET606「かつてヒトは、息をするだけで生きてゆけた。でも今は。剣も通さない膜にからだを覆って、冷たい鉄の箱のなかで眠らなければ、形をつなぐこともできないの。たどりついた最後の場所、だからわたしは、滅びの歌を歌うの」
ET607「あなたに会えて、本当によかった。本当に生きている人を、わたし、初めて見た」ゴリウスの兄へ向けての、別れの言葉








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